これなら長く付き合える
日産の定番ミニバン「セレナ」のなかでも、最上級モデルとなるのが「e-POWERルキシオン」だ。先進の運転支援システムとハイブリッドシステムを備えたハイテクファミリーカーは、「このクルマなら家族の足として長く使える」と思わせる、納得の仕上がりだった。
2大キラーコンテンツを搭載
“技術の日産”が誇る先進のテクノロジーのなかで、いまの日産を象徴しているのが電動化技術の「e-POWER」と運転支援システムの「プロパイロット2.0」。この2大キラーコンテンツを手に入れ、満を持して登場したのが、今回試乗したセレナe-POWERルキシオンだ。
e-POWERルキシオンは、2022年11月末のフルモデルチェンジで6代目に進化した現行セレナの最上位グレード。ガソリン車の発売から遅れて登場したe-POWER車だが(参照)、2023年4月半ばの時点で2万台を超える受注を獲得し、セレナを注文したうちの半数を超える人がe-POWERを選んでいることからも、その期待の高さがうかがえる。
さらに、15%以上の顧客はハンズオフ走行が可能なプロパイロット2.0を唯一搭載するセレナe-POWERルキシオンを選んでいるという。ただし、ガソリン車、e-POWER車含めて他のグレードが8人乗りであるのに対して、このセレナe-POWERルキシオンは、プロパイロット2.0を搭載するのと引き換えに、2列目にキャプテンシートを採用する7人乗りになるのが悩ましいところ。家族構成により、どうしても8人乗りが欲しいという人は、プロパイロット2.0を諦めざるをえないのだ。それでも、旧型ではe-POWER車は7人乗りしか選べなかったことを思えば、大きな進歩といえるだろう。...