変わってるだけではない
マイナーチェンジによって車名が新しくなり、自慢のキラキラフェイスにも磨きがかかった「DS 7」。これならインスタグラマーの皆さんも納得するに違いない。相変わらず多少のクセはあるものの、中身もきちんとつくり込まれた使いでのあるSUVである。
個性的であるには勇気がいる
万人受けを狙ってるつもりはありません、なんてプレゼンテーションはしょっちゅう耳にするが、数は少なくても本当に好きな人に届けばいい、分かる人にだけ分かればいいという姿勢を貫くのは、もちろん難しい。ビジネスでは採算がとれなければおしまいなのである。個性的あるいは風変わりなことでは当代随一のDSブランドを心配するのはまさにその点である。他人とは違うということでこの先もやっていけるのだろうか? とついつい気になってしまうのだ。
2014年にシトロエンから分離独立したDSブランドのフラッグシップSUVがDS 7である。「DS 9」が登場するまではDSブランド全体のフラッグシップでもあったミドルクラスSUVだが、先ごろマイナーチェンジを受けて従来の「DS 7クロスバック」からシンプルにDS 7に変更された。パワートレインは1.6リッター4気筒“ピュアテック”ガソリンターボとそのエンジンをベースにしたプラグインハイブリッドの「E-TENSE 4×4」の2本立て(ディーゼルモデルは廃止)、トリムグレードも最上級グレードの「オペラ」のみとなった。
フロントグリルやヘッドランプまわり、「DSライトヴェール」なる縦型のシグネチャーライトなどは新しいが、全体としては従来型とほとんど変わりなし。もちろんADAS系やインフォテインメントシステムは最新バージョンにアップデートされているようだ。...