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レクサスUX300e“バージョンL”(FWD)【試乗記】


音楽もラジオも要らない

レクサス初の電気自動車「UX300e」が、一充電走行距離を大幅に拡大する大規模な改良を受けた。2035年のBEV専業ブランド化に向けてニューモデルがどんどん登場することだろうが、やはり初号機へのケアは手厚い。高速道路を中心に300km余りをドライブした。

大阪が見えた

電池と畳は新しいほうがいい。なんてことを世間では申しますが、2023年3月に発売されたレクサスUX300eの一部改良モデルはまさにそれである。最大のポイントは「トヨタbZ4X」「レクサスRZ」と同じ、新開発の電池パックを得たこと。電池の容量が54.4kWhから72.8kWhに増強され、一充電の走行距離が367kmから40%増の512kmへと飛躍的に延びた。3年前、レクサス初の100%BEVとしてUX300eが登場したときには、あくまでカタログ値の話ながら、東京から大阪まで一充電で行けなかった。それがこんにち、楽に行けるようになった。大きな進歩であろう。

電池以外は2022年7月発売の「UX250h/UX200」に実施された改良に準じている。このときの特筆事項は、サイドとリアのドア開口部のスポット溶接打点を20点追加し、ボディー剛性の向上を図ったことだ。新しい300eではその強化済みのボディーを使って、愛知県豊田市のトヨタ本社近くにつくられた新しい開発拠点、Toyota Technical Center Shimoyamaのテストコースで走り込み、BEV専用のショックアブソーバーと電動パワーステアリング(EPS)、それにブレーキを再チューニングしているという。

新しい電池パックの搭載もあって車重が20kg重くなっているし、そもそもレクサスは“Always On”を掲げ、年次改良を自らに課してもいる。じつのところ、筆者はUXに試乗するのは初めてのため、新旧の比較はできないけれど、その第一印象を報告したい。...

提供元:webCG

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