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マツダ2 15 BD(FF/6AT)【試乗記】


未来へのかけ橋

スタイルのよさと走りの楽しさが自慢のBセグメントコンパクト「マツダ2」が、まさかのイメチェン! その新しいデザインには、きたるべき未来に対するマツダの“備え”が現れていた。今年でデビューから9年を迎える、ロングセラーモデルの今をリポートする。

“グリルレス”のお顔にびっくり

マツダの「魂動デザイン」を当たり前のものとして、見慣れ過ぎてしまっていたせいだろう。新型マツダ2 15 BDのフロントマスクを見たときは、一瞬脳みそがフリーズした。いにしえの五角形グリルをモチーフとした(と筆者は勝手に思っている)、アイコニックなフロントグリルはプラスチックのパネルでふさがれ、まるでロボットのような顔つきになってしまった。

モデル末期の、強烈なテコ入れ? しばし考えて思いついたのは、次世代への暗黙のリレーだ。EVシフトが今後どれほどの速さで完遂されるのかは定かではないが、マツダはこのクルマの代替わりを目前に、ここでグリルレスな顔つきに対する市場の反応を見ようとしたのかもしれない。そういえば「MINI」も、同じ手法をとっていた(参照)。

とはいえ、そもそもが強烈なキャラクターづくりを展開してきたMINIならまだしも、魂動デザインでさんざん「美しさとは何か?」を問うてきたマツダにそれをやられると、多少こちらが戸惑ってしまうのも無理はないことだと思う。

ということで、いろいろ事情をひも解けば、どうやらこれは“若い世代”へ向けた提案らしい。ならばオッさんの私は、ターゲット外だからオッケーだ……なわけはない。仕事だからきちんと意見を述べよう。...

提供元:webCG

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