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BMW 320d xDriveツーリングMスポーツ(4WD/8AT)【試乗記】


だから愛される

すでに日本車では不人気カテゴリーになって久しい「ワゴン」だが、ドイツ勢、ことにBMWの「ツーリング」は、ここ日本でも高い人気を保ち続けている。ディーゼルエンジンを搭載した最新モデルをドライブし、その理由を考えてみた。

現行モデルの最終形態

「BMW 320d xDriveツーリングMスポーツ」を運転していたら、何というか妙に親しみある心地よさを感じた。それは、すごく楽しかったはずの旅行から帰ってきたのに、自宅のリビングのソファに座った瞬間に「ああやっぱり家はいいなあ」と思わず漏らしてしまうような気分に似ているかもしれない。

最近、電気自動車やハイブリッドといった“電動化”されたクルマに乗る機会が本当に多くて、というかそういうクルマばっかりになっている。だから“非電動化”の3シリーズ ツーリングに乗ってどこかホッとしたのかもしれない。クルマに乗っているのに「クルマっぽいなあ」なんて稚拙な第一印象を抱いてしまったのも、多分そういう理由だったのだと思う。

BMWの3シリーズは昨2022年、いわゆるフェイスリフトを受けた。余談だが、個人的にはいまだにこの“フェイスリフト”という言葉になじめない。そもそも、欧州メーカーは1モデルの寿命が長く、途中で主にフロントまわりの意匠を少しいじるなどして、新鮮味を持続させようとする手法が一般的だった。そこから“フェイスリフト”と言うようになったらしいのだけれど、自分なんかはどうしても美容エステの広告みたいな響きに思えてしまう。

実際、3シリーズでも今回顔をいじっている。お尻も少しいじっている。でもメインは装備と室内のインターフェイスのアップデートだろう。ちなみに現行3シリーズ(G20)がデビューしたのは2018年のパリサロン。早いものでもう5年目を迎えようとしている。つまりおそらく、今回がフルモデルチェンジ前の最後の改良で、これがG20の最終型となる可能性が高い。...

提供元:webCG

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