磨かれた王道の味わい
マイナーチェンジによって内外装をリフレッシュし、さらに最新のADASやインフォテインメントシステムの採用で安全性と快適性を向上させたという「メルセデス・ベンツA200dセダン」。SUVブームのなかにあってもきらりと光る、伝統のセダンならではの魅力とは?
充実のセダンラインナップ
先日、生まれて初めて韓国に行った。取材での訪問だったが、生で見る今のソウルはとても刺激的。走っているクルマや自動車ディーラーのショールームを見ているだけでも楽しかった。
路上を走るクルマは韓国ブランドが圧倒的に多く、そのうえ日本とは異なり、セダンが目立つ。現地で案内してくれた人によれば、韓国ではクルマがひとつのステータスシンボルであり、今も高級セダンがもてはやされているという。ヒョンデのフラッグシップセダン「グレンジャー」が、ソウルの街なかをさっそうと走る姿がとても印象的だった。
そんなセダン王国から日本に戻ると、成田から東京へと向かう東関道で目に留まるセダンは、日本車ならレクサス、輸入車ではメルセデス・ベンツ、BMW、アウディといったところ。なかでも、2015年以降、8年連続で輸入車新規登録台数ナンバーワンの座を維持しているメルセデスは、人気の「Cクラス」や高級車の代名詞である「Sクラス」など、セダン好きの心をくすぐるモデルが充実している。
そうしたセダンラインナップのなかで、プレミアムコンパクトと位置づけされるAクラス セダンがマイナーチェンジされ、今回メディア向け試乗会でその進化を確かめることができた。...