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脂肪が少ないことで起こる、健康への重大な悪影響とは?


Photo: Adobe Stock
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「1日3食では、どうしても糖質オーバーになる」「やせるためには糖質制限が必要」…。しかし、本当にそうなのか? 自己流の糖質制限でかえって健康を害する人が増えている。若くて健康体の人であれば、糖質を気にしすぎる必要はない。むしろ健康のためには適度な脂肪が必要であるなど、健康の新常識を提案する『ケトン食の名医が教える 糖質制限はやらなくていい』(萩原圭祐著、ダイヤモンド社)。同書から一部抜粋・加筆してお届けする本連載では、病気にならない、老けない、寿命を延ばす食事や生活習慣などについて、「ケトン食療法」の名医がわかりやすく解説する。

人間は、成長のエネルギーを脂肪として溜めている

赤ちゃんは、脂肪の塊みたいなものです。これはまさに成長のためなのです。背が伸びる前にちょっと横に太って、それからシュッと伸びて、また横に太ってということを、赤ちゃんは繰り返します。

つまりは大きく成長するにあたり、脂肪の形で、人はエネルギーをストックしているのです。必要なときに脂肪がないと、十分な成長を果たすことができなくなります。

このことが大きな問題になっているのは、なんといっても10代の女の子でしょう。思春期は、脂肪を蓄えたほうがいい時期なのですが、ひたすら食事量を減らしてモデル体型を目指したりします。

脂肪細胞からは「レプチン」というホルモンが分泌されます。レプチンは、摂食中枢に働きかけて食欲を抑える作用があるのですが、その他にも大切な作用があります。

レプチンは卵巣を刺激し、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促進します。

エストロゲンは脂肪の蓄積を進めますが、ある程度脂肪が蓄積されると、レプチンの影響で自然に食欲が抑えられ、ちょうどいい体脂肪のバランスになるのです。

皮下脂肪が少なくなるとレプチンの刺激が減り、
月経不順や月経痛などの問題が起こる

逆に、極端なダイエットで、皮下脂肪が少なくなると、レプチンの刺激が減って、エストロゲンが分泌されず、月経不順や月経痛など、いろいろな問題が起こってきます。ファッションモデル界が、過度なダイエットに規制をかけたのは記憶に新しいところです。健康的な脂肪のバランスの大切さについて、できるだけ早い段階で学ぶことが大切だと思います。

確かに中年になれば、いわゆる「メタボ」という形で、脂肪を気にしなければならない人の割合も増えてきます。

しかし、その基準は、もっとゆるやかに考えてもいいのかもしれません。

ただし、誤解のないようにしていただきたいのは、「太ったっていいじゃないか」ということではありません。脂肪を落とすことのデメリットも、理解する必要があるということです。

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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