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子育ては当事者だけの問題ではない。親子の心を守る「アクション」とは?


Photo: Adobe Stock
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子育て世帯を孤立させないためにはどうすればいいのか? 2023年2月に発売になった『ひとこと化──人を動かす「短く、深い言葉」のつくり方』(坂本和加著)では、相手に伝わる言葉化の思考法・技術はもちろん、「何がほんとうの課題なのか」、物事の本質をつかむためのヒントを教えてくれる。著者の坂本和加氏は「カラダにピース。」「行くぜ、東北。」「WAON」など数々の名コピー、ネーミングを生み出しているコピーライターだ。本書では、坂本氏が20年以上のキャリアで身につけた、「伝える」ための思考法、技術を余すところなく紹介。今回は本書の発売を記念して特別に一部内容を再編集、抜粋して紹介する。

変わるべきは当事者ではなく、周りでは?

下野新聞社(栃木県)では、2021年から県内向けの児童虐待防止啓蒙活動である「いのちにハグを。」キャンペーンが始まりました。

私はこのキャンペーンの立ち上げ段階からかかわっているのですが、「いのちにハグを。」や「オヤコサポーター」といったスローガンやネーミングを考えるだけでなく、そのコンセプトの「見える化」も行っています。

あるときは、「子育て層の世帯孤立」がテーマとして挙げられました。

これをそのまま「子育てはひとりじゃできない」「子育て孤立をなくそう」と訴えただけでは、虐待される児童数の減少につながるとは思えませんでした。

そこで、「変わるべきは子育てをしている当事者ではなく、むしろ周りでは?」と思い、周りの人が子育て協力の意思表示ができるよう、「オヤコサポーター」の意思表示マークをつくりました。

それをキーホルダーにして、子育てに協力したい人たちにつけてもらうことで、子育て中の人に「頼れる相手がいる」と思ってもらうことができます。

ほんとうの課題は、周りの無関心ではないか?

せっかくアクションを起こすのだから虐待を減らす、その可能性の高いほうをすべきだ、という判断です。

このように課題をどうつかむかによって、伝え方も変わっていきます。

(*本稿は『ひとこと化──人を動かす「短く、深い言葉」のつくり方』より一部抜粋、再編集したものです)

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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