定番の進化に思う
マイナーチェンジを受けて、デジタルインターフェイスと先進運転支援システムの両面で進化を遂げた「フォルクスワーゲン・ゴルフ」。その完成度はCセグメントの基準を揺るがすか? ワゴンモデル「ゴルフヴァリアント」に試乗した。
デジタル化が進んだ
新型ゴルフヴァリアントに乗った。マイナーチェンジの範囲とはいえ、今度の改良点は前後ランプ類やバンパーの意匠変更など外観にまで及び、一見して新しくなったと見分けることができる。車内ではジェスチャーコントロール機能のインフォテインメントシステムや、直感的な操作を可能にするデジタルインターフェイスが採用され、現代の若者の好む電子機器の流れに沿った情報提供が行われる。要はメーター類やナビ画面などに新しい試みがなされている。
安全機能面では渋滞時追従支援システムや、歩行者検知機能が追加されたプリクラッシュブレーキシステムなどの半自動運転技術が採用された。われわれシニアドライバーにとっては、なかなか操作を覚えきれない分野でもあるが、最初によく学習しておけば便利であり、安全性のマージンは広がる。
面白いと思ったのはジェスチャーコントロールだ。液晶画面にタッチして選んでゆく電子機器にありがちな、オフにした時に指跡が残る汚らしさは気になるところ。今度は画面から少し離れたところで指を動かし、直接触れないで操作できる点がいい。しかしこれもコツというか慣れを必要とする。...