今、最も注目を集める急成長企業ワークマン。4000億円の空白市場を開拓し、“頑張らない経営”で10期連続最高益。「#ワークマン女子」も大人気。テレビでも大きく特集され続けている。
さらに急成長の仕掛け人・ワークマンの土屋専務白熱の処女作『ワークマン式「しない経営」――4000億円の空白市場を切り拓いた秘密』も増刷を重ねている。
「めちゃめちゃ面白い! 頑張らないワークマンは驚異の脱力系企業だ」(早大・入山章栄教授)
「ワークマンの戦略は世紀の傑作。これほどしびれる戦略はない」(一橋大・楠木建教授)
なぜ、今「しない経営」が最強なのか?
スタープレーヤーを不要とする「100年の競争優位を築く経営」とは何か?
ワークマン急成長の仕掛け人が「ダイヤモンド経営塾」会員だけに語った「最新・限定特別講義」を特別にお届けする。
アマゾンとワークマンの共通点とは?
マーケティングの世界で今、大きな変化が起きています。
みなさん、私のことをマーケティングの専門家のように思われるかもしれませんが、大きな間違いです。
ワークマンプラス店がたまたまヒットして日経の「マーケター・オブ・ザ・イヤー2019」大賞、会社として「2019年度ポーター賞」を受賞したのですが、当の私はマーケティングを本格的に勉強していません。
一般的なマーケティングの前提に少し違和感があるからです。
ワークマンのマーケティングでいいのは、あまりコストがかからないことです。
マーケティングの重点は商品6割、見せ方2割、無料のSNS販促2割にしています。
商品がよければ、店舗に置くだけで自然に売れます。これが上策です。
アマゾン創業者のジェフ・ベゾスも言っていますが、世の中には「安くつくって安く売る会社」と、「安くつくって高く売る会社」があります。
アマゾンは安くつくって安く売る会社。
これは極めて少ない。
ワークマンも安くつくって安く売る会社です。
大部分の会社が「安くつくって高く売る」のです。
このためにマーケティングがあります。
本来は売れないものを、マーケティングで高く売っている気がします。
これが私の違和感です。
大半の会社は、やれ「◎◎マーケティングだ」と言いながら効果的な策がなく、すぐ値引をしたり、お客さんを無理やり囲い込んだり、ワンツーワンマーケティングと称してクーポン券を配ったりする。
私の偏見ですが、囲い込みやロイヤルカスタマー化という用語は上から目線で、お客様を誘導や操作しているように感じます。
しかも、みんな同じことばかりやっています。
横並びのマーケティングになっているのです。
会社には、他社にない存在理由や本業による社会的な貢献が、もっとあったほうがいいと思っています。
『ワークマン式「しない経営」』では、
◎社員のストレスになることはしない
◎ワークマンらしくないことはしない
◎価値を生まない無駄なことはしない
ことで4000億円の空白市場を切り拓いた秘密を一挙公開しました。
私の初の著書です。気持ちを込めて書き尽くしました。
(本原稿は、『ワークマン式「しない経営」』著者・土屋哲雄氏の特別投稿です)