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BMW M8クーペ コンペティション(4WD/8AT)【試乗記】


本物のラグジュアリースポーツ

BMWの最上級モデルならではのラグジュアリネスと、サーキット直系のテクノロジーが融合した「BMW M8」。速いだけでも、豪華なだけでもないこのビッグクーペは、私たちにどんな感動をもたらしてくれるのか? 諸元表やカタログには表れない、その妙味に触れた。

ビッグクーペならではの大人の魅力

「なんてステキなんでしょう」

これから試乗する相手が最高出力625PSの4.4リッターV8ツインターボを積んだお化けクーペだというのに、筆者の心はちょっと弾んでいた。普通なら、その4.9mに及ぶ全長と1.9mを超える横幅だけでもうんざりしそうなものなのに、そんなことすら気にならなかった。

思うにそれは、このクーペが存外に美しかったからだ。PCやスマホの画面ではスケール感が伝わらないが、実物はかなりデカい。デカいのだが、だからこそ伸びやかで、美しい。そしてこの迫力と鮮やかなボディーカラーの組み合わせが、恐ろしく“ギャップ萌(も)え”させてくれる。やっぱりM8には、「M3」や「M4」では出せない大人の魅力がある。

というわけで、今回試乗するBMW M8クーペ コンペティションだが、最初に言ってしまうと性能的な面での磨き上げは、全くない。イヤーモデルで変わったのはまず外観で、ボンネットやホイールに付けられるエンブレムが、BMW M社の50周年記念仕様のバッジに変更された。さらにM仕様専用となるヘッドライトには、「シャドーライン」なるものが標準装備されたという。

インテリアに目を移すと、センターモニターが最新仕様の12.3インチに大型化されたほか、ドアスイッチ類にシルバー加飾が施され、質感が向上している。試乗車は例のごとくオプションテンコ盛りだったため、前2座席が「Mカーボンバケットシート」に変更されていた。

つまるところ、前回の紹介から見た目以外はなんら変更のないM8クーペ コンペティションだが、いつまで残っていてくれるかわからない4.4リッターV8エンジンの走りを味わえるのは悪くない。というわけで、一路山梨方面までひた走り、これを堪能してみた。...

提供元:webCG

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