アナタに使いこなせるか
ファン待望のジープのピックアップトラック「グラディエーター」が、ついに日本に上陸。最強オフローダー「ラングラー」をベースとした“積んで走れる”ニューモデルは「Go Anywhere. Do Anything.」というブランドコンセプトを、より強く体現した一台だった。
ジープ史上最大のピックアップトラック
グラディエーター(Gladiator)、その意は剣闘士。随分勇ましい車名の源流は、1960年代の初めに登場した、SJ系「ワゴニア」をベースとするピックアップトラックにある。ジープとしてはウィリス時代から折につけピックアップをラインナップしており、記憶に新しいところでは、1980年代のCJ系をベースとした「スクランブラー」や、XJ系ベースの「コマンチ」などが挙げられるだろう。
これら歴代車種と並べても、新しいグラディエーターはジープ史上最大のピックアップであることは間違いない。その理由は、ブランドとして初めてダブルキャブを採用したからだ。車両前端からリアドア端までは「ラングラー アンリミテッド」と同寸になるが、そこから後ろはグラディエーター専用にホイールベースとリアオーバーハングが延ばされ、ベッド(荷台)が載せられている。
そのボディーサイズは全長×全幅×全高=5600×1930×1850mm、ホイールベースは3490mm。アンリミテッドと比べると、全長が730mm、全高が35mm、ホイールベースが480mm大きい。アメリカ的な尺度で言えば、一番売れているフォードの「Fシリーズ」や「シボレー・シルバラード」「ラム」あたりと比べるとちょっと小さいが、日本的な尺度で言えば、スーパーやファミレスなどの駐車場で間違いなく苦労するサイズだ。
ちなみに、ベッドの最大積載重量は250kg。普通貨物自動車として1ナンバー登録となり、自動車税や重量税は安い一方で、保険関係や高速料金は割高な設定となる。また、車検を毎年通さねばならない手間も考慮しておく必要があるだろう(初回のみ初年度登録から2年後)。...