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「もうこの仕事やらなくていいよ」で部下が退職、リモートでの会話のリスク


写真はイメージです Photo:PIXTA
写真はイメージです Photo:PIXTA

「もうこの仕事はやらなくていいよ」。リモートワークを導入したある企業で、部下の仕事の負担が重そうだと感じた上司が、部下の負担を減らしてあげようと気を使い、チャットでこのメッセージを部下に送りました。ところが、これが原因で、その部下は退職してしまうことに。なぜこういう事態が起きたのでしょうか? この例を元に、リモートワークにおけるコミュニケーションの弊害となる心理的要因について、経営心理士の筆者がお伝えします。(一般社団法人日本経営心理士協会代表理事 藤田耕司)

チャットメッセージの「落とし穴」
意図が間違って伝わり悲惨な結果に…

「もうこの仕事はやらなくていいよ」

もし上司からチャットでこのメッセージが送られてきたら、あなたはどう感じるでしょうか?

この部下の方から話を聞いたところ、彼はこのチャットを見て、「自分はこれだけ頑張っているのに仕事から外された。無能だから必要ないと思われてしまった」と、怒りと悲しみを覚えたとのことでした。

確かに、この言葉は見方によっては「君に任せたけど、君の力では無理そうだから他の人にやってもらう」という意味にも解釈できます。

また、彼は「あの人は対面で会うといい人なんですが、チャットの言葉はかなり冷たいので、本当はどんな人なのかが分からなくなりました」とも話していました。

それ以来、彼は上司に不信感を覚えるようになり、オフィスに出社したときもその上司とのコミュニケーションを避けるように。次第に二人の間に険悪な空気が漂い始め、彼はそのストレスに耐え切れずに退職に至ったのです。

後日、この上司の方と会う機会があり、その話をしたところ、自分の意図が間違って伝わったことに驚いていました。

リモートでは言葉以外の要素が大事
「非言語コミュニケーション」とは

私は、経営心理士および税理士として、心理と数字の両面から経営改善を行っていますが、こういったリモートワークの弊害ともいえる事例を、これまで数多く見てきました。今回のような意図のすれ違いを心理学の観点から考察すると、「非言語コミュニケーションの有無」にその要因があるといえます。

コミュニケーションは、言葉による「言語コミュニケーション」と、言葉以外の要素による「非言語コミュニケーション」とに分けられます。...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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