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【精神科医が教える】自分に必要な「真の情報」を得る方法


イラスト:カツヤマケイコ

感動小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』の著者が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」から、とっておきのアドバイス。心がスッと軽くなる“言葉の精神安定剤”で気分はスッキリ、今日がラクになる!

世の中には2つのタイプの情報がある

きょうのひとことは、
「本当に大事なことは書いてないことが多い」

自分にとって本当に大事なことは、調べても、なかなか出てきません。

本やネットに書いてあったり、規則やルールに書いてあったりすることは、それ自体はもちろん大事なことです。

しかし、そうした情報は、あくまで不特定多数の人が見たり読んだりするものです。

多くの人に当てはまることが書かれてあるということです。

本を読んだりネットを検索したりして情報を得ることも、もちろん大切ですが、あまり表に出てこないことを得るという視点も必要です。

では、どうやったら得られるのか?

それは、人間関係から得られます。

よくいわれることですが、「メンター」の存在は大切です。

メンターというのは、「助言者」とか「指導者」という意味で、自分の生き方のお手本になったり、成長や精神的な支えになってくれる人のことです。

メンターとまではいかなくても、仕事やプライベートで尊敬できる人や、ついてきたいと思える人、家族でもいいです。

ともかく、話がわかる人、伝えるべき人、大切な人にだけ伝わる情報というのがあるのです。

人間関係というのは、自分の経験を通して生まれるものであって、そのなかでしか得られないことがあります。

本やネットに載っている情報というのは、基本的には誰に見られても支障のないものなので、すべての人に機能するわけではないということです。

総務省統計局の発表によると、日本の人口は2022年1月1日現在で1億2544万人です。

もし、この1億2544万人に、個別に当てはまることを伝えようとすると、1人1ページあてがうとしても、単純計算で1億2544万ページが必要になります。

もちろんそんなことは不可能ですし、そもそも全国民のことを個別に知ることなんてできません。

個々人が本当に必要とする情報は、大切な人との人間関係のなかから得られるのです。

しかも、それはなにか雑談をしているときに、ポロッとこぼれることだったりします。

仕事やプライベートでいろんな人とつながって、いろんな経験をしていくなかで、そうした大切な情報をキャッチすることが大切です。

もしくは、いろんな人間関係を通して、自分自身で考えを巡らせたとき、ふと得られたりもします。

いずれにしても、世の中には2つのタイプの情報があって、本当に大事なことは、あなたの人間関係から得られるということを知っておいてくださいね。

きょうのひとことは、
「本当に大事なことは書いてないことが多い」
でした。

参考になったかしら?

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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