去る者は追わず
電動化! ハイブリッド! で攻勢をかけている新型「ホンダ・ヴェゼル」だが、注目度の低い(?)純ガソリンエンジン搭載モデルがあるのをご存じだろうか。この最廉価グレードはヴェゼルファンに対するホンダの良心か、それとも……?
わずか7%のレアなヴェゼル
発売以来、販売好調が伝えられる新型ヴェゼル。今回取り上げるのは、非電動のガソリンモデル「G」である。
1.5リッターハイブリッドは3グレードあるが、無垢の1.5リッターエンジンはこのワングレードのみ。その甲斐あって(?)、立ち上がりの受注は93%がハイブリッドだという。
GにもFFと4WDが用意され、試乗車の4WDで249万9200円。FFの22万円高だが、一番安いハイブリッドの4WDよりは38万円ほど安い。モデルチェンジ直後は高いグレードが売れるのが通り相場だから、これから売れてくる可能性はある。ちなみに先代のハイブリッド販売比率はトータルで65%だったという。
あらかじめお断りしておくと、この時点で筆者はハイブリッドのヴェゼルには未試乗だった。そんな資格でGを評価していいのかという見方もあろうが、それだけにこのレアヴェゼルだけをまっすぐ観察できるという見方もあると思う。
なにより、筆者はもともとベーシックモデル好きである。特に欧州車はベーシックグレードにこそ“福”があると思ってきた。もちろんヴェゼルは欧州車ではなく、日本車なのだが。...