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ブガッティ・シロン(4WD/7AT)【海外試乗記】


100%信頼できる1500ps

1500psから420km/hという最高速を繰り出す「ブガッティ・シロン」に試乗。その桁外れの動力性能は驚きに値するが、それにも増して感動的だったのは、どんな状況でもこのクルマを100%信頼できるという感触が備わっていることだった。

ヴェイロンをことごとく上回る

2016年春、ジュネーブ。“スーパーカーの祭典”の異名をとるジュネーブショーにおいて、なかでも最も注目を浴びたのが、ブガッティの新型車シロンであった。

1500ps。1600Nm。最高速420km/h以上。0-100km/h加速2.5秒以下。限定500台。ベース価格240万ユーロ(車両本体)。

2000年代における“最高の乗用車”であった「ヴェイロン」のスペックをことごとく上回る(最高速に関しては、後ほど説明したい)。後継モデルの驚愕(きょうがく)のスペックを目の当たりにし、ハイパーカー慣れしているはずのビリオネアが喜色満面となった。なにしろ、馬力をはじめ標榜(ひょうぼう)されたパフォーマンススペックは、フォルクスワーゲングループの威信のかかった数値であり、まさに掛け値なし、そんじょそこいらの嘘八百馬力とはワケが違うと、皆知っていたからだ。

事実、展示されていたプリプロダクションモデルは、会場随一のフィニッシュレベルに達しており、ひとたびシロンを間近に見たあとでは、他のどのクルマも、妙にハリボテっぽく見えてしまったもの。金属と炭素繊維強化樹脂とレザーで成り立つこの怪物は、現代の自動車製造技術の最高峰にあることが、その発するオーラから、直感することができた。

シロンの詳細について、ここで記すことは控えたい。話題の尽きないクルマだからだ。デザインを語るだけでも、かなりのボリュームを要する。今回は、待望のファーストインプレッションをお楽しみいただきたい。...

提供元:webCG

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