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フォルクスワーゲン・ティグアンTSIハイライン(FF/6AT)【試乗記】


ライバルは身内にあり

フォルクスワーゲンの新型「ティグアン」に試乗。同社の生産モジュール「MQB」をSUVシリーズとして初めて採用したティグアンは、どのモデルよりも「ゴルフ」を思わせる、折り目正しいクルマに仕上がっていた。

トゥーランやパサートよりゴルフっぽい

新しいティグアンはまるで背の高いゴルフだ。カタチは異なるが、乗った印象は非常によく似ている。ティグアンは、「ゴルフ」「ゴルフトゥーラン」「パサート」同様、フォルクスワーゲンの新しい前輪駆動(FWD)車用プラットフォームであるところのMQBを使って開発された。だから似ていて当然なのかもしれないが、なぜかトゥーランやパサートに乗ったときよりも、ゴルフっぽいと感じさせた。

新型ティグアンは端正なデザインをしている。ヘッドランプとフロントグリルが一筋に連なるフロントマスクが印象的だ。リアにはゴルフとのファミリーであることを強調するようなデザインのコンビランプが採用された。ボディーサイドにフォルクスワーゲングループが得意とするシャープなキャラクターライン(こんなにペキッと折り目を付つけられる自動車メーカーは少ない)が配置され、その高さに合わせてドアノブが配置されている。ゴルフ同様、デザインのどこにも人をびっくりさせるような部分はないが、「どうだ、ガイシャだぞ!」と人に見せつけたい人が買うブランドではないので、それでいいと思う。

全長4500mm(先代比+70mm)、全幅1840mm(同+30mm)、全高1675mm(同-35mm)と、長く、広く、低くなった。ホイールベースは2675mm(同+70mm)。つまり、全長が長くなった分はすべてホイールベースの拡大に充てられているわけだ。当然、室内空間は広くなった。特にリアシートに座った時の膝前あたりの余裕が先代とは大きく違った。ちなみにリアシートは前後に180mmスライドするので、荷物の量に合わせて、室内空間と荷室容量の配分を変えることができる。荷室はスクエアで使いやすい。左右部分はわずかながらにえぐられており、未確認ながら経験上申し上げるとキャディーバッグ真横積みもOKのはずだ。...

提供元:webCG

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