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メルセデス・ベンツGLC F-CELL(RWD)【試乗記】


道半ばなれど

メルセデス・ベンツの燃料電池自動車「GLC F-CELL」が、いよいよ日本の道路を走り始めた。カタログに記された満タンからの航続可能距離は約377km。その実力を試すとともに、未来の生活では当たり前になるかもしれない(?)、水素補給も体感してみた。

充電もできるFCV

本当なら今ごろはこのクルマも東京オリンピックを祝う何かのパレードの先導車を務めていたかもしれない。残念ながら延期された東京オリンピックは、自動運転や次世代エネルギー技術など新しいモビリティーの形を日本から世界に向けてアピールする場にもなる予定で、そのための準備にまい進してきた方々はさぞかし力を落としているのではないだろうか。

GLC F-CELLは2019年の東京モーターショーでお披露目されたメルセデス・ベンツの燃料電池車である。メルセデスはこれまでも「Bクラス」ベースのFCVをカリフォルニアでリース販売したことがあるが、日本に導入するのは今回が初めて。しかも外部充電可能なリチウムイオンバッテリーも搭載した世界初の“ハイブリッド型”FCVである。実は日本は現時点で全国に100カ所以上(移動式含む)の水素ステーションを擁する“先進国”であり、このGLC F-CELLも欧州以外で販売されるのは日本だけ。とはいえ絶対的にはまだまだ少ないから、短距離ならバッテリー電力だけで移動できるようにすれば便利だ、という狙いだろう。ただし、販売とはいっても、購入もリースもできる「トヨタ・ミライ」とは違って、GLC F-CELLは4年間のクローズエンドリースであり、リース期間終了後は返却しなければならないという。2020年6月には、これまで自治体や企業向けリースだけだったホンダの「クラリティ フューエルセル」も個人向けリースを始めると発表されたが、まあ、高圧水素タンクの使用期限を確認してからでないと燃料補給してくれないなど、細かな制約というか決まり事があるために簡単には踏み切れないのが正直なところだろう。...

提供元:webCG

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