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メルセデス・ベンツCLA200d(FF/8AT)【試乗記】


美意識の値段

輸入車コンパクトクラスで唯一の4ドアクーペとして人気を博した、メルセデスの「CLA」がフルモデルチェンジ。スタイリッシュなフォルムとクラスレスな存在感が先代のヒットを後押ししたというが、最新モデルはどんな進化を遂げているのか?

FFファミリーは今や7モデルに

2019年12月に2代目「GLA」が欧州デビューを果たし、メルセデスの「MFA(モジュラー・フロントドライブ・アーキテクチャー)2」と呼ばれる前輪駆動系モデルの新世代ラインナップが完成した。MFA2を採用するモデル群をここでいったん整理すると、コンパクトメルセデスの源流としておかれるハッチバックの「Aクラス」と、そのセダン版である「Aクラス セダン」、背の高いミニバン風味の「Bクラス」、本格SUVともいえそうなスタイリングの「GLB」、そしてこの項の主役であるスタイリッシュな4ドアクーペであるCLAと、そのステーションワゴン版「CLAシューティングブレーク」に前述のGLAを加えた前7モデルのラインナップとなる。

モデルによってはハイパフォーマンスバージョンのAMGもラインナップされるので、このMFA2を使用した車種を並べただけで小さな自動車メーカーをカバーするぐらいのボディーバリエーションと規模に迫りそうだ。

記憶をさかのぼれば、メルセデスの量販FFモデルの歴史は、1997年に鳴り物入りで登場したW168という型式で呼ばれるAクラスによって始まった。それに続く2代目Aクラスおよび派生モデルの初代Bクラスまでは、初代Aクラス同様に2重構造のフロアパネルが採用されていた。2重構造の床下に、電気自動車ならバッテリーを、燃料電池車ならFCスタックや水素タンクの搭載を見込む……という、次世代エネルギーにも対応可能な多様性が、未来を感じさせたものだった。

それらと区別する意味もあったのだろう、2011年に登場した2代目Bクラス以降の前輪駆動系モデルは「NGCC(ニュー・ジェネレーション・コンパクト・クラス)」とくくられていたのだが、今やその呼び方も過去のもので、「MFA1」と呼ぶのが正しいらしい。...

提供元:webCG

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