ミュージック インタビュー&コメント

ミュージックライブレポート
2009年11月20日
LIVE REPORT
ゆず
地元・横浜で歌いあげた“ふるさと”への思い

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大がかりな演出も!!ワクワクと驚きのステージ・・・
 人気デュオ・ゆずが、9作目となるオリジナルアルバム『FURUSATO』(10月7日発売)を引っさげ、全国ツアーをスタートさせた。11月7日に北海道・真駒内セキスイハイムアリーナで1本目を終えたあと、地元・横浜に戻り、横浜アリーナ3デイズ(12日、14日、15日)で弾みをつけ、来年2月28日の大阪城ホールまで、全国各地を巡る全29公演のスケジュールが組まれている。その横浜アリーナの3日目、15日のライブの様子をレポート!

 横浜アリーナのステージに・・・。会場に入るなり、ステージ上手に家が建っていたので、ちょっとビックリ。アルバム『FURUSATO』のジャケット写真と同じ家だ(後で聞いたら、撮影に使用したものよりひと回り小さいとのこと)。しかも、ステージ後方に向かってレールが伸びている。「絶対、動く」。遊園地のような大がかりな舞台装置を見ただけで、なんだかワクワクしてきた。実際、公演中に『FURUSATO』の家は、明かりが灯ったり、予想通りに動いたりしただけでなく、アニメーションやビデオ映像を使った、サプライズにあふれる演出で楽しませてくれた。

 『FURUSATO』収録の楽曲を中心とした演奏は、ふたりのハーモニーを聴かせる曲と、観客と一緒になって歌って踊って盛り上がるノリの良い曲と、メリハリが利いている。ゆずっ子たちも心得たもので、「はるか」「逢いたい」では息を潜めてステージを見つめ、「夏色」「陽はまた昇る」「少年」といったライブの定番曲で見せる一体感は(ツアータオルの所有率の高さも)、感動的ですらある。

 なかでも胸に迫ったのは、4人のストリングスを加えて圧倒的なスケール感を出した「虹」、ゆずのふるさと、横浜の開港150周年の記念ソング「みらい」。どちらも今年発表された曲だが、ゆずの成長ぶりを示す人と人の心をつなぐ歌だ。

 この日、北川悠仁はアルバム『FURUSATO』の曲を、「苦しみを経て生まれた子どもたち」と紹介した。岩沢厚治と、意見を戦わせながら、協力し合いながら、1年がかりで納得のいく作品を完成させた。「自分たちなりに“ふるさと”を思って、たどり着いた“ふるさと”がこのアルバムに詰まっています。みなさんにも、毎日生きていて、悲しいこと、辛いこと、嬉しいこと、楽しいこと、いろいろあると思うけど、明日を生きる力になるように、このアルバムの曲がみんなの心の“ふるさと”になって、いつもそばにいられたら嬉しいと思っています」。

 ライブの最後、ふたりが「来年まで続くツアー、これから全国へ行ってきます」と高らかに宣言すると、横浜のゆずっ子たちは快く「いってらっしゃい」と送り出した。アルバムに込めた思いを、1つひとつ届けに行く。
(写真:木村篤史)
【関連リンク】
■ライブレポート
 ゆずプレゼンツ、横浜のためのライブイベント『音野祭2009』(2009/08/11)
■蔦谷好位置WEB対談 Vol.5(後編)
 『ゆずじゃなくなる瞬間・・・?!』(2009/04/22)
■蔦谷好位置WEB対談 Vol.5(前編)
 『蔦谷×ゆず、腹を割って話して火がついた!魂を込めた曲』(2009/04/08)
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