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FTISLAND『メジャーデビュー2周年記念日に開催!さらなる飛躍が感じられるステージ!!』

観客と一緒に大合唱!

 会場が暗転すると、黄色のサイリウムが際立ち、星空のような空間が広がる。そして、ホンギの力強い歌声が解き放たれた瞬間、彼らの世界に引き込まれ、バンドと会場が一体となる。

 この日のオープニングを飾ったのは、「SATISFACTION(korean Version)」。一気にアクセル全開!全力疾走で駆け抜け、激しい息づかいがこだまする中、FTISLAND史上最速チューンといわれる「WANNA GO」へ突入。前回の取材の際にもっともライブが感じられる曲!早くライブでやりたい!とメンバーが楽しみにしていた「WANNA GO」。まさにそんな彼らの想いがこの日爆裂!ホンギはステージ左右を所狭しと機敏に動き周り、観客にアピール。さらに後半は“ラララ〜”の大合唱となった。

 スンヒョンのギターのカッティングから始まった「PAPER PLANE」では、ジェジンの伸びやかなハイトーンボイスが壮大な空を感じさせ、「YUKI」では幻想的なジョンフンのギターソロとホンギの感情豊かな歌声が切なくも温かな世界を構築。そして、「STAY」では、「一緒に歌ってみよーか」と観客のみならず、ミンファンもドッシリとしたドラムを叩きながら笑顔で口ずさみ、ハンドクラップに包まれるなか、ライブは終了した。

息のあったメンバーの爆笑トークも!

 この日はリリースイベントということで、『20[twenty]』収録曲を中心に5曲のみ披露されたが、後半はMCとのトーク、質問コーナー、さらにメンバーの私物プレゼントと、ファンとの交流を5人は心から楽しんだのだった。「疲れてない?大丈夫?」と問いかけられると、「今日は変な汗をいっぱいかいていて。新曲を初披露したので、気にするところがいっぱいで、ドキドキしちゃったのかな」と笑いを誘うホンギ。「今回のアルバムは僕たちそのものです」とジェジンが今作に対する想いをまじめに語り、「結構今回はメンバーが作詞・作曲してる曲が多いよね」とMCがホンギを見ると、すかさず「僕以外の4人はね(笑)」と訂正。「もっと勉強してからちゃんとやりたいんです」とミュージシャンらしい発言に会場が納得していると、「それもあるけど、みんなにチャンスをあげてるの!特にジェジンに(笑)」と上から発言が飛び出す。それを受けて「チャンスをありがとうございます。大事にします〜」と謙虚にお辞儀するジェジン。「僕はあと5年後(にやります)!」と宣言するホンギに、「ホンギくんは歌だけ(でいいです)」と半ば諦めモード(!?)でバッサリ斬るリーダー・ジョンフン。そんなやりとりを末っ子のミンファンとスンヒョンは微笑ましく見守る。

 さらに「日本で1日自由な時間ができたら何したい?」との質問にホンギが「僕は雪が好きだから、北海道に行って、雪景色を見ながら露天風呂に入りたい」と告げると、ミンファンも「僕も北海道で温泉に入りたい」と意気投合!?「じゃあ、一緒に行けばいいじゃん」とMCに提案されるも「一緒には行かないよー」と即却下。観客からエーーッと大きなブーイングが起こると、「だって毎日一緒にいるんだよー。仲は良いけど、せめて旅行ぐらいは別々に行きたいんだよー」とホンギが本音をポロリ。すると「さみしいです」と切ない表情を浮かべるミンファン。また「願い事が1つ叶うなら?」との質問にスンヒョンは「太りたい」とひと言。「そんなの今すぐ叶うよ」と言われるも、「食べてもお腹だけ(太ってしまう)。僕の姿はE.T.です(笑)」とE.T.ポーズをとり会場は大爆笑。「180pで58,9s」と現体重を言うと、驚きの歓声が!「日本で言うところのアンガールズの田中だね。でも、全然違うけどね」とMCに言われ、「誰?男ですか?」と相当気になっている様子であった。

 そして、最後に嬉しいニュースが!「今日、5月19日は僕たちFTISLANDがメジャーデビューして2周年記念日だよね〜」とホンギの口から告げられると、会場から「おめでとう〜」のコールが。「時間の流れを早く感じるけど、僕らは若いから、まだまだいけると思います。みなさんもいけますよね?死ぬまで一緒に行くぞー!」とさらなる決意を表し、「アルバムの中で今日やっていない曲はツアーでやる予定なので、ぜひみなさんツアーにも遊びに来てください」(ジョンフン)と、6月24日から始まる全国ツアーへ向けて再びメンバーは加速度を上昇させるのだった。
(文:星野彩乃)

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