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【秋の花粉症】ブタクサ、ヨモギ…涼しくなった今こそ注意、2人に1人が“隠れ秋花粉症”?
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画像提供:クリニックフォア
ブタクサ、ヨモギ…例年以上に長く症状に悩まされるおそれ
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カナムグラ
同院のデータによると、新規受診者数は8月中旬(8月8日〜16日)が8月上旬と比較して約1.4倍、お盆期間の診察数も前年同期比で約1.3倍へ拡大するなど、受診の動きは例年より1〜2週間ほど早く始まっていた。
さらに今年の秋は気温の変動が複雑に影響し、花粉の飛散期間が後ろにずれ込み、例年以上に長く症状に悩まされる可能性もある。春の花粉と異なり、ブタクサやヨモギ、カナムグラなどの雑草は河川敷、空き地、道端などごく身近な場所に生えているため、生活圏での注意が欠かせない。
秋風邪と勘違い? 症状がありながら未診断の人が約半数
画像提供:クリニックフォア
クリニックフォアの医師は、秋花粉ならではの症状や風邪との見分け方、対処法について解説する。
「秋の花粉は、春のスギ花粉より粒子が小さく、のどの奥まで入り込みやすいため、くしゃみや鼻水だけでなく、長引く乾いた咳やのどの違和感として現れることが少なくありません。この時期は寒暖差による不調と症状がよく似ているため、『風邪が治らない』と思い込んで市販の風邪薬を飲み続けてしまう方が多くいらっしゃいます。発熱がないのに水っぽくサラサラした鼻水や咳が2週間以上続く場合や、目・皮膚のかゆみを伴う場合は秋花粉症の可能性が高いと言えます。また、晴れて風の強い日や草の多い場所を通った後に症状が悪化するのも大きな特徴です」
スギ花粉と異なるアレルゲン、春に無症状でも秋花粉だけ反応する人も
ブタクサ
「スギとブタクサではアレルゲンが異なるため、春は無症状で秋花粉だけに反応する方も珍しくありません。原因を特定したい場合はアレルギー検査が有効です。なお、現在国内で承認されている舌下免疫療法はスギ花粉とダニが対象であり、ブタクサなどの秋花粉には適応がないため、治療は内服薬・点眼薬・点鼻薬による対症療法が中心となります。日常生活では、雑草の多い場所を避け、外出時のマスク着用や帰宅時のうがい手洗いを徹底しつつ、症状が出始めたら早めに医師に相談することで、本格化する前から治療を開始できる場合があります」
秋花粉症の治療は対症療法がメインとなるため、つらい症状を我慢せずに医療機関で適切な処方を受けると良いだろう。オンライン診療などを活用するのもひとつの選択肢だ。
「花粉の飛散期間も長くなるおそれがあります。少しでも症状を感じたら、早めに医療機関にご相談ください」と医師が呼びかける通り、「長引く秋風邪かな?」と放置せずに適切なケアで秋本番を快適に乗り切りたい。