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乃木坂46『新センターが2期生に――ツアーファイナルをレポート!』
メンバーの素顔も垣間見れた“秋の大運動会”も開催!
さらに今回は会場の広さを効果的に使った演出が次々と登場。白石のソロボーカルで始まった「世界で一番 孤独なLover」では、途中で4人のメンバーがポップアップ!そのうえステージに炎も吹き上がったのだ。楽曲自体もかなりアグレッシブにアレンジ。激しいダンスと相まって、カッコイイ乃木坂46を印象付ける楽曲になっていた。かと思えば、「ロマンティックいか焼き」では、白石、松村、橋本、高山がトロッコで2階席近くへ。こんな演出も乃木坂46のファンを大事に思う気持ちから生まれたものだろう。
そして、中盤では“乃木坂46 秋の大運動会”を開催。桜井がリーダーの赤チームと白石がリーダーの青チームに分かれ、綱引き、玉入れ、リレーという3種目で戦ったのだ。綱引きは赤チーム、玉入れは青チームが勝利し、いよいよ決戦の最終競技リレーへ突入。ところが、ここで赤チームのリーダー桜井が、昼の部で秋元真夏の足が遅すぎて負けたため、秋元の距離を半分にしてほしいと懇願。このハンデを青チームが受け入れ、ついにリレーが始まった。しかし、距離を半分にしたにもかかわらず、秋元はあっさりと青チームに抜かれ(笑)、赤チームは敗北。昼の部に続いて青チームが勝利を収めたのだ。2連敗した赤チームは悔しそうだったが、会場は笑顔満開。素顔の乃木坂46が味わえる、楽しいコーナーになっていた。
後半も「シャキイズム」でサインボールを投げたり、生田絵梨花のピアノにストリングスが加わったゴージャスで壮大な「君の名は希望」を聴かせてくれたり、“生田どんの写メ写メどんどん”というコーナーでは、生駒里奈、松村、高山一実 の寝顔を公開したりと、とにかく内容盛りだくさん。本編最後の「ぐるぐるカーテン」まで、全23曲全てにオーディエンスを楽しませる工夫が満ちたライブになっていた。
華やかでキュートなステージで魅了☆新センターに2期生の堀未央奈が大抜擢!
その後、今やライブには欠かせないナンバーとなった「乃木坂の詩」をメンバー、客席で大合唱。本来ならここでライブは終了の予定だったのだが、生駒が「シーンとしちゃったままじゃ終われない!」と提案し、急きょ「ガールズルール」が追加された。そして、学業のためこの日のライブには参加できなかった市來玲奈もステージに上がり、全員揃ってのエンディングを迎えたのだ。
堀という新センターを得た乃木坂46は、果たしてどう変化するのか?その答えは、まず11月27日にリリースされるニューシングルと12月20日に決定した日本武道館ライブで示されるに違いない。それだけに新曲と武道館公演はもちろん、今後の展開も楽しみで仕方ない。
(文:高橋栄理子)
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