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【マイ・ワンナイト・ルール】テレ東ドラマに変化?『孤独のグルメ』『勇者ヨシヒコ』だけじゃない、配信が主戦場になった今の“戦い方”とは
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TXドラマチューズ!『マイ・ワンナイト・ルール』第3話より(C)「マイ・ワンナイト・ルール」製作委員会
「アイデア勝負」と「配信で数字を稼ぐ」、真逆に見えるが“テレ東イズム”の根本は同じ
「ドラマの主戦場が変わったことで、そこに対応する作品を作っていく。でも、どちらかにすべて舵を切ったわけではなくて、配信で数字を稼ぐ作品もあれば、テレ東っぽいグルメや趣味系、尖ったクリエイターを起用した作品も作る。そのバランスは大事にしています」
アイデア勝負の“テレ東っぽい”ドラマにしても、配信で勝負するドラマにしても、「良作を届けたい」という思いは同じ。真逆に見えるようだが、その過程が違うだけだ。『マイ・ワンナイト・ルール』は、「そもそもの題材が強いから、チャレンジするより固く攻める。それが一番観られる道だ」と確信している。予算面の心配はないのかを聞くと、「限られた予算の中でクオリティを担保します。それもあるので、PRに予算はあまり割いていません(笑)」とのこと。
どんなドラマでも、狙って尖ったことをしようとするわけではなく、“どうすればその作品のポテンシャルを引き出せるか”という発想の自由度が高いだけ。実は、作品の内容にかかわらず、“テレ東イズム”の根本はここにあるのかもしれない。
「テレ東にはテレ東らしい戦い方しかできない」、自由に見えて意外に…?
TXドラマチューズ!『マイ・ワンナイト・ルール』第3話より(C)「マイ・ワンナイト・ルール」製作委員会
「厳密な上層部のチェックをくぐり抜けたうえで、作品が先鋭化しているだけ。テレ東は自由だと言っても、誰が観てもOKなテレビのルール、地上波のルールに則っています。これがABEMAやAmazonプライム・ビデオ、Netflixなどだと、配信のルールに変わります。その点では、自由さにおいても少し違うのでしょうね」
地上波の制限のもとで、それでも「自由」と言われ、愛されるテレ東ドラマ。少しずつ幅を広げながら、ユーザーに新しい楽しみを提供してくれるに違いない。
「テレ東にはたくさんのファンの方がいてくださる一方で、『silent』のような一世を風靡する大ヒット作にはなかなか巡り会えない。正直うらやましいですが、テレ東にはテレ東らしい戦い方しかできないですし。でも、『マイ・ワンナイト・ルール』は配信が始まったら、観ていただける自信はあります! 本作を含めて、これからもテレ東らしいドラマをしっかり作っていきたいと思います」。
TXドラマチューズ!『マイ・ワンナイト・ルール』(C)「マイ・ワンナイト・ルール」製作委員会
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(文:衣輪晋一)