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【コミックシーモア】『きみの継ぐ香りは』ドラマ化にマンガ作者・小川まるにの思いは? あらすじ・ストーリー・結末も語る!
「多様性」を頭でっかちで考えるのではなく、大切な人の幸せを願う“当たり前”のこと
小川まるに 本作もそうですが、私が描く人物はあまり突拍子もない考え方をする人はいないんです。それはたぶん私が平凡な人間だからだと思うんですけど(笑)、多くの方が考えるようなことしか私も考えられない。それをマンガとして読んでもらうために、“当たり前”のことを掘り下げる、というんでしょうか。「意外とみんな似たようなことで悩んでいるんだし、だったら自分らしく突き進めばいいんだよ」ということを提示できたらいいなと思って描いていました。
──“当たり前”のこととは?
小川まるに 本作だったら、親は子どもの幸せを願っているし、子どもも親に幸せであってほしいと思っている。多様性という言葉で頭でっかちで考えるのではなく、目の前の大切な人の幸せを願うという当たり前なこと。それが社会に広がっていけば、もっとシンプルな世の中になるんじゃないかなという、そんな願いみたいなものを登場人物たちに体現させたところもありました。
──最後に視聴者、読者にメッセージをいただけますか。
小川まるに 前作の『花嫁未満エスケープ』もそうでしたが、私はあまりハッピーエンドとかバッドエンドとか明確な区切りを付けるよりも、キャラクターがその先も日常を生きていくような終わり方をするのが好きです。おそらく多くの方が気になるのは、「桜と萌音の2人がどんな結末を迎えるか?」ということだと思いますが、彼女たちがその先の人生をより良く生きていくためにどんな選択をするのか、最後まで見守っていただけたらうれしいです。
(文:児玉澄子)
■コミックシーモア『きみの継ぐ香りは』(外部サイト)
■ドラマ『きみの継ぐ香りは』(外部サイト)
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