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　ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックの名作や話題作に加え、幅広いジャンルのドラマやBTSやBLACKPINKのドキュメンタリーなど、韓国作品も充実しているディズニープラス。2万作を超えるラインナップの豊富さに、「どれを観たらいいかわからない…」「長編作を観たいけど、失敗したくない」「本当に面白い作品を知りたい」と言う人も多いはず。そこで本連載では、3年ほど前からディズニープラス会員で、あらゆる作品をチェックしてきたという超特急のカイこと小笠原海が、おすすめコンテンツを紹介する。

超特急カイがハマり中の韓国ドラマ『ヴィジランテ』

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  韓国ドラマ『ヴィジランテ』（C）2023 Disney and its related entities

　第5回でピックアップする注目の韓国作品は、昼間は模範的な警察大生、夜はヴィジランテ（自警団）として生きるダークヒーローと、彼を取り巻く人々の人間模様を描いたアクションスリラー『ヴィジランテ』（全8話）。主演のキム・ジヨンを『スタートアップ：夢の扉』で人気を得たナム・ジュヒョクが演じ、これまでとは違うハードな役柄で俳優として新たな一面を見せた。ジヨンを追跡する刑事にはユ・ジテ、テレビ局の記者にキム・ソジン、ヴィジランテ”を崇拝する財閥の副会長にイ・ジュニョクと実力派が脇を固める。

　韓国語をマスターするほどの韓流好きだという超特急のカイこと小笠原海に加え、日本だけでなく韓国でもモデルとして活躍するちぃぽぽこと吉木千沙都、「EBiDANドリームマッチ」でカイとともに韓流好きユニットとして活動したことのあるSUPER★DRAGONの池田彪馬。生粋の韓ドラ好き3人が、『ヴィジランテ』の魅力を熱く語り合った。

青春スターがダークヒーローを熱演！ 甘いフェイスと男らしい肉体美のギャップ萌え…

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  超特急・カイ（撮影：片山よしお（C）oricon ME inc.）

超特急・カイ　主人公のジオンを演じるナム・ジュヒョクさんは、青春ドラマで爽やかな演技を見せてくれる役者さんですが、今回はちょっと違うハードな役柄を演じています。彼の演技はいかがでしたか？
吉木千沙都　恋愛ドラマに出ている時の爽やかなイメージと全然違って、ギャップ萌えしました。
池田彪馬　とにかく甘いフェイスと男らしい筋肉とのギャップに惹かれました。

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  吉木千沙都（撮影：片山よしお（C）oricon ME inc.）

超特急・カイ　シャワーシーンが多いのは、韓国ドラマあるあるだよね（笑）。肉体美が素晴らしかったです。それに悪を成敗するアクションシーンもカッコいい。ジヨンは過去に母を殺されたという理由からダークヒーローになって世直しを行いますが、果たしてこれが正義なのか悪なのかというテーマについてはいかがですか？
吉木千沙都　私はスカッとしちゃいましたね。成敗してくれて。

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  SUPER★DRAGON・池田彪馬（撮影：片山よしお（C）oricon ME inc.）

池田彪馬　僕もすっきりしたかな。中途半端じゃなくて、揺るぎがないというか。「自分はこれが正義なんだ」という核がしっかりとあるから、応援したくなります。
超特急・カイ　やっていることは暴力や犯罪だけど、「犯した犯罪の割に受けた刑が軽い」という部分に対してモヤモヤする気持ちを晴らしてくれる。ただ、これだけ主人公に感情が入ってしまうと、「ジヨン、捕まらないで」と思ってしまう。それに、「何が正しいのか」「何が悪いのか」という境目を、改めて問いかけられるような作品だと思います。

ただのハードアクションでは終わらない謎多き人間模様　「正義」を問う社会派ストーリー

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  超特急・カイ（撮影：片山よしお（C）oricon ME inc.）

超特急・カイ　主人公のジヨンは、優秀な警察学校の学生でありながら、ヴィジランテとしての裏の顔を持つ。自分も罪を犯して追われる身になるのですが、そんな彼を怪力と鋭い洞察力で追い詰めていくチョ・ホン刑事。不気味な雰囲気があり、ジヨンがどう対峙していくのか気になります。
吉木千沙都　他の刑事さんなら気づかないところも彼は鋭いので、ジヨンが捕まってほしくない身としてはドキドキしました。
池田彪馬　3話でジヨンとすれ違う場面があるけれど、あのシーンでしっかり対峙していたらどうなっていたんだろう？　どちらも戦闘力がある中で、どんな戦いが繰り広げられるのか、楽しみです。

超特急・カイ　一方、テレビ局の記者チェ・ミリョは、加害者の情報を世に知らしめるなど、ヴィジランテをけしかけるような報道で、過激化していきます。
吉木千沙都　闇を感じます。最初はただ視聴率を取りたいから仕事しているのかなと思ったけれど、ヴィジランテを応援するような発言や行動があって。
池田彪馬　本当に何を考えているのか分からない。自分のためにヴィジランテを追っているのか？　「社会のために」という台詞もありましたが、果たしてそれが彼女にとっての正義なのか？　これから分かっていくのかなと思いました。

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  吉木千沙都（撮影：片山よしお（C）oricon ME inc.）

超特急・カイ　気になったシーンはありますか？
吉木千沙都　アクションシーンが好きなので、見ていてすごく気持ちよかった。
池田彪馬　ジヨンが成敗した相手に、自分の血で壁にメッセージを書かせる場面がありますが、本当にそんなことをさせたかったのか？　謎がありつつも重要なシーンだと思いました。
超特急・カイ　「悪いことをしたら悪いことが返ってくる」といった因果応報のような意味も込められている。ストーリーの最終的な落としどころについてはどうですか？
吉木千沙都　希望としては助かってほしいけれど…闇落ちで終わっちゃうのかなと思ったり。

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  SUPER★DRAGON・池田彪馬（撮影：片山よしお（C）oricon ME inc.）

池田彪馬　ジヨンとしても「このままでいいのか？」という葛藤があると思います。僕的には、このままダークヒーローとして成敗してほしい気持ちがあるけれど…どうなるんだろうって思います。
超特急・カイ　僕がジヨンだったら、ソヌクに全部なすりつけて、自分は警察官として真っ当に生きていきます（笑）。改めてですが、ナム・ジュヒョクさんが演じたジヨンの魅力は？
吉木千沙都　やっぱり大学生の顔とヴィジランテとしての夜の顔との差ですね。昼は爽やかで真面目でスマートな感じだけど、夜になると表情が変わりますよね。「あれ、違う人かな？」って思うくらい演技が上手くて。
池田彪馬　演技中のポーカーフェースは本当に難しいと思います。いつも冷静で、真っ直ぐな瞳で会話する姿に彼の真面目さ、誠実さが表れている。それとダークヒーローとの両立を上手く演じ分けられて素晴らしいと思います。

ストーリーの着地点はどこに…結末が予想つかない『ヴィジランテ』

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  超特急・カイ（撮影：片山よしお（C）oricon ME inc.）

超特急・カイ　今後は、財閥の副会長チョ・ガンオクが登場します。彼が「ヴィジランテを支援している」ということですが、果たしてジヨンの味方なのか敵なのか、謎だらけです。5話で終われるのかな？（笑）。最終的に何を倒せばジヨンとしての目的が達成されるのか？　母を殺した犯人に復讐して終わるわけでもない。さらに大きなところに自分の憎しみの矛先が向いている。物語をどう収束させるのか、全く予想がつかないです。『ヴィジランテ』の見どころを紹介してきましたが、いかがでしたか？

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  吉木千沙都（撮影：片山よしお（C）oricon ME inc.）

吉木千沙都　自分とは違った視点の考察を聞けたので、面白かったです。
池田彪馬　自分が気になったことを共有できて本当に楽しかったです。普段からディズニープラスの韓国ドラマを観ていますが、こうやって考察を共有できて良かったです。全部観終わってからも、また話せますね（笑）。

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  SUPER★DRAGON・池田彪馬（撮影：片山よしお（C）oricon ME inc.）

吉木千沙都　私もディズニープラスは普段からよく観ます。なかでもピクサーなどのアニメーション作品や韓国ドラマが好きです。『ヴィジランテ』だけでなく、他の韓国ドラマもめちゃくちゃ面白いので。最終話の鑑賞会をしたいですね。
超特急・カイ　ドラマを観て考えている時間が楽しくて仕方がない。『ヴィジランテ』はディズニープラス独占配信中です。全8話をお見逃しなく！

韓国ドラマ『ヴィジランテ』独占配信中

　警察学校で首席クラスの成績を誇るキム・ジヨン（ナム・ジュヒョク）は、昼間は法律を遵守する模範的な学生。しかし、夜は法の網をかいくぐる悪人たちを裁くヴィジランテ（自警団）として生きるダークヒーロー。幼い頃に母親を殴り殺されてしまったことへの復讐を誓い、歪んだ社会に立ち向かっていく。そんな彼を取り巻くさまざまな目的を持つ人々の人間模様を描いたアクションスリラー。

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小笠原海プロフィール

　1994年9月27日生まれ、神奈川出身。2012年に9人組ダンス＆ボーカルグループ「超特急」のメインダンサーとしてデビュー。グループとしてこれまで発売したアルバム&シングル合わせた19作品が、全てオリコン週間ランキング連続TOP10入り。石原さとみ主演のヒットドラマ『アンナチュラル』、映画『東京喰種トーキョーグール』などに出演し、俳優としても活躍している。

吉木千沙都プロフィール

　1997年3月18日生まれ。雑誌『sweet』、『LARME』、『scawaii!』でレギュラーモデルを務め、ランジェリーブランド『Lunangelina（ルナアンヘリナ）』のプロデューサーとしても活動中。Xで96.5万人、Instagramで72.2万人のフォロワーから支持されている。「ちぃぽぽ」の愛称で同世代から絶大な人気を誇り、最近では韓国でも活動し仕事の幅を広げている。

池田彪馬プロフィール

　2003年6月2日生まれ、北海道出身。2015年から9人組ミクスチャーユニット「SUPER★DRAGON」のメンバーとして活動中。ドラマ『FAKE MOTION-卓球の王将-』や「FAKE MOTION-たったひとつの願い-』（ともに日本テレビ系）、マクドナルドWEBムービー「ベーコンポテトパイ／大人の放課後」篇に出演するなど、俳優としても活躍している。

ディズニープラス概要

　ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作に加え、幅広いラインナップの韓国ドラマやBTS、BLACKPINKなどのドキュメンタリー、ここでしか見られない日本やアジアを含めた世界中のスタジオが制作するオリジナルなど、28,000を超える物語が月額990円から見放題で楽しめます。年齢制限が設定できるペアレンタルコントロールで、お子さまのご利用も安心。1つのアカウントで最大7つまでプロフィール作成可能。

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