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【ディズニープラス連載Vol.3】圧巻スケールに伏線回収、美演出…韓ドラ史上最大規模のサスペンス・アクション『ムービング』、感想トークで超特急・カイ&古家正亨が白熱!
韓国語もマスターするほどの韓流好き・超特急カイがハマり中のサスペンス・アクション『ムービング』
韓国語をマスターするほどの韓流好きだという超特急の小笠原海に加え、韓流・K-POPイベントのMCとしておなじみの古家正亨。韓ドラ好きの2人が、ディズニープラスの韓国ドラマ史上最大規模で制作された『ムービング』の魅力を熱く語り合った。
没入感とスケール感がすごい…旬な若手から名優まで、魅力あふれるキャストが集結!
古家正亨 その先が気になってしょうがない(笑)。いや〜よくできたドラマですよね。KangFullさんの原作漫画を知っているのですが、人間の深いところまで描いた作風が魅力の作家さんで、この世界観をどのように映像化するんだろうと思ったら…。
超特急・カイ 没入感とスケール感がすごい。
古家正亨 ですよね! 漫画を先行で読んだ人も、納得のキャスティング。なんといってもチャン・ヒスが可愛すぎる! 演じるコ・ユンジョンさんは『Sweet Home-俺と世界の絶望-』(2020年)や『環魂』(2022年)などの話題作に出演していて、これからますます注目されるであろう俳優さんです。実年齢は27歳だけど、普通に女子高生に見えてしまうんですから! 僕もいま、一番気になる女優さんです。一緒に体育館を走りたい(笑)。
古家正亨 確かにボンソクは可愛い。僕も学生時代は、ボンソクのような感じだったから、女の子に照れるところも理解るなぁ(笑)。ボンソクとヒスは、2人とも特殊能力を持っていたからこそ、悲しい過去を背負っている。その演出がすごく上手い!
配達員からバスの運転手まで要チェック、贅沢配役のサブキャラも魅力的!
古家正亨 お母さん役のハン・ヒョジュさんは、日本でもおなじみの俳優さんで、僕にとっては永遠のアイドルのような存在です。ヒスの父、チャン・ジュウォン(リュ・スンリョン)も治癒能力を持っているんですよね。あと、超人的スピードとパワーを持つ学級委員長のイ・ガンフン(キム・ドフン)の存在は、韓ドラ的に重要な役割を果たしています。
古家正亨 これまでも韓国の国家安全企画部が出てくるドラマっていろいろありましたが、この作品にはひと味違う展開があるんですよね。この特殊能力を活かして国はいったい何をしたいのか? 謎だなぁ…。そもそもボンソクたちの通っている学校も怪しいですよね。それから、ボンソクの父・ドゥシクを演じるチョ・インソンさん始め、このドラマは名優と言われる人たちがこれでもかっていうくらい出ていて。あのチャ・テヒョンさん(映画『猟奇的な彼女』)がバスの運転手役として出てくるんですが、あんな贅沢な使い方をしていいんですかっていう感じで(笑)。今後、ボンソクたちにどう絡んでくるのか、楽しみで仕方ありません。
カイ&古家が欲しいのは治癒能力…リアルな戦闘シーンも見どころ
古家正亨 僕もです。ヒスがいじめられた同級生を助けるために治癒能力を使っているんですけど、あんな治癒能力を持っていたら、きっと危険な目にあいながら、人助けできるんじゃないかと。
超特急・カイ 特に、お気に入りのキャラクターを1人挙げるとしたら?
古家正亨 僕がまだ学生だったら、ヒスとお付き合いしたいなと思って…あ、ごめんなさい(笑)。それはさておき、やっぱりドゥシクがカッコいいと思います。ボンソクが夢を見ると、父のドゥシクが出てくる。なぜ出てくるのかは明かされていないけれど、きっと何か深い意味がありますよね?
超特急・カイ ボンソクの夢なのか、記憶なのか? 気になります。僕は敵役のフランクが意外と嫌いじゃない。彼は純粋な悪というわけではなく、彼なりの物語があった上で、主人公の目線からしたら敵に見えているだけなんです。戦闘シーンも、強い超人が粛清していくというよりも、本人もダメージを喰らいながら何とか粛清している感じがあって、それがリアルだなと思いました。
ただの勧善懲悪では終わらない人間模様も…伏線回収も巧妙で「無駄なシーン全くない」
古家正亨 もしこのドラマをハリウッドで撮影したら、多分善悪のコントラストを描いて、勧善懲悪で終わるのかなと。でも『ムービング』は、悪には悪の道に進んだ理由があって、正義と向き合った時に、果たしてどっちが悪で善なのかを考えさせられる。そこに韓ドラならではの面白さがありますね。
古家正亨 あと、画的にに美しい演出が各話必ずあって。例えば、ボンソクがトイレ掃除している時に、ふわっと浮き上がって、掃除用のシャワーによってトイレ中に水が撒かれてしまうシーンがあるんですけど、すごく幻想的で…。人物の描き方も巧みで、自分自身と重ね合わせられるキャラクターが、必ず1人はいると思うので、より深く楽しめると思います。音楽(OST)の使い方もすごくいいんですよね!
クライムアクションからダークヒーローまで、韓流作品目白押しのディズニープラス
古家正亨 とっても楽しかったです。ただ、自分の感想をひたすら喋っていただけですが(笑)。でもこれだけ盛り上がったから、きっと面白さが伝わったんじゃないかな。
超特急・カイ 皆さん、ぜひチェックしてくださいね。さて、今後はチ・チャンウクさんとウィ・ハジュンさんの共演で、麻薬組織に潜入捜査する警察官を描くクライムアクション・ドラマ『最悪の悪』が配信されます。また、ナム・ジュヒョクさんがダークヒーローを演じる主演ドラマ『ヴィジランテ』も控えています。ディズニープラスでは韓流作品も目白押しなので、お見逃しなく!
『ムービング』作品情報
次回はK-POP特集!超特急カイが推す、ディズニープラス独占配信韓国作品
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