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(更新: ORICON NEWS

アンタッチャブル、コンビ復活で改めて感じた互いへのリスペクト語る「柴田さんは天才」「山崎が一番ラク」

 コンビ結成から30年目にして、初のゴールデン帯MC番組『アンタッチャブるTV』を手にしたアンタッチャブル。それぞれピン活動の期間を経て、4年前にサプライズでコンビ復活を遂げた際は、大きな話題を呼んだ。同番組では、約10年ぶりとなる2人揃ってのロケが見られるのも醍醐味の一つで、国内外の行く先々で息の合った“即興漫才”を繰り広げている。今後の目標は“現状維持”で「ずっと今のままでいたい」と話す2人が、コンビ復活を経て改めて感じたという互いへの“リスペクト”の気持ちを語った。

誰とでも打ち明けるコツはポジティブ&褒め言葉 「お互いのこともよく褒め合う」

――番組開始から半年、カルロス・ゴーンを追ってレバノンを訪ねたり、ブルネイの国王との接触を試みたりと、なかなか攻めた内容を放送されていますよね。

山崎弘也そうですね。初回から柴田さんの下半身もギリギリOAしてたし、行けるんだ!みたいな。よっぽど体に自信があるんですかね(笑)。今の時代、本当に一発で終わっちゃう可能性もありますからね。

――国内外含め、お2人のロケもたくさんある中で、今はコンプラが厳しかったりと、やりづらい場面もありますか?

柴田英嗣昔のバラエティって、やる側も結構大変だったと思うんですよ。僕らがもし、かつての『電波少年』みたいなことやれって言われたら、音を上げちゃうかもしれない。そこまで行かない手前の段階が、実は心地良いのかもしれないですよね、今の時代。昔は本当に向こうで拉致されてしまったとか、そういう命の危険もあったみたいですから。
――これまでひな壇で活躍される機会が多かったかと思いますが、ひな壇にいる時とMCの時では、心がけやスタンスに何か違いを感じますか?

山崎この番組、MCとかいう感じでやらせていただいてる雰囲気はあるんですが、ほぼほぼロケなので(笑)。私は特に…でも柴田さんの方が仕切らなきゃいけないという意味では、相当な心がけがあるという風に聞いてますけどね。

柴田おい(笑)。この番組は、みんなで作る感じですから。僕たちが一生懸命無邪気に撮ってきたロケを皆さんにどう思ってもらえるか、っていう鑑賞番組。MCとかっていう気持ちでやらせてもらってません(笑)。
――スタジオの雰囲気はいつも和やかですよね。お2人とも、どなたがゲストでも打ち解けているように感じますが、何かコツはあるのでしょうか?

柴田ポジティブっていうのもあるんですかね。話しかけられて嫌がってないだろうなって勝手に決めつけているというか。もしかしたら嫌な人もいるのかもしれないですけど。

山崎やっぱり褒める、っていうことが一番上手くいくんじゃないですかね。その人の良いところを探すっていうか。娘にも、とにかくよく褒めますね。そうすると、ずっと機嫌が良いので、できるんですよ。いくらアドバイスしてもダメだったことも、「すごいんだけど!えー、できちゃうの!?」みたいなこと言うと、乗ってくるんですよね。話しかけられたくない人でも、やっぱり褒められたら悪い気しないじゃないですか。

――お互いに褒めることも結構ありますか?

柴田全然ありますよ。褒める所があれば、その時々で。

柴田→山崎:出会った瞬間から変わらぬ尊敬、山崎→柴田:復活漫才で感じた“天才性”

――今、お互いを褒めるとしたら?

山崎10年ぶりに漫才する時に、僕は仕掛け人なので、全部知ってるじゃないですか。でも柴田さんは何も知らずに、よくいきなりあのネタできたねと思いますね。

――視聴者は当然思ってましたけど、山崎さんもそう思われてたんですね。

山崎なんだったら僕の方がちょっと間違えそうになっちゃってて。緊張しちゃってるから、事前に何度も過去のVTRを見て、こうだったよなって確認したのに。あれはやっぱり天才ですよね。

柴田絶対思ってないだろ。

山崎あれはすごいなって思いましたよ、本当に。

柴田僕は元々、高田純次さんに憧れてこの世界に入ってるんですよ。ああいう人になりたいなと思って。そしたら、たまたま入ったJCA(人力舎のお笑い養成学校)で、組んだ相方が僕より高田純次さんだったっていう(笑)。

最初は僕もボケたいと思ってたんですけど、あ、こういう人がいるんだったらもう無理だなみたいな。それで一気に漫才の立ち位置が決まったので、出会った瞬間からあったのかもしれないですね、もうリスペクトが。
――その尊敬の念が30年変わってないのですね。それぞれピン活動されている期間が長かったと思いますが、コンビ復活されてからも、それぞれ個人のご活躍が目覚ましく感じます。復活以降、ピン活動への意識の変化などはありましたか?

山崎柴田さんの方で慣れてきちゃって、ピン活動行ったら、あ、こういうの全然突っ込んでくれないんだなみたいなことはよくありますね。分かりづらいのかな、みたいな。

――やっぱり柴田さんが一番、山崎さんのボケを理解されているのですね。

柴田僕の場合はやっぱり一番ラクですかね。他の若手の皆さんの方が、結構トリッキーなボケしてきて、あ、それボケだったんですかみたいな気づけないことありますけど、山崎はなんせ、ベタなのやってきますから(笑)。非常に私のリハビリに良いです。

コンビ復活から4年「今が一番良い」 円満の秘訣は“困った時に当たり前に助け合う”

――この番組でもお2人の仲の良さがすごく感じられますが、コンビ円満の秘訣は何だと思われますか?

山崎単純に、困ってたら助けてあげようとか、そういう当たり前のようなことですかね。やっぱり1人で抱えないっていうのが一番良いんじゃないですかね。

柴田悩みを相談し合うことも、よくありますよ。

――4年前にコンビ復活し、来年で結成30周年を迎えられますが、今後、やってみたいことはありますか?

山崎もうどうなっていきたいっていうよりは、ずっと今のままでいたいって感じです。今が一番良いんですよ。若手でいたいな…もう若手じゃないだろうけど(笑)。

柴田僕ももっとこういう仕事をしたいというよりは、これをキープしていたいというか。今やらせてもらっている番組、全部好きなので、そのまま60歳まで続けられたら最高だなと。
山崎あとはやっぱりひな壇が好きだから、ひな壇メインの冠番組みたいなね。僕らはひな壇で決まってて、MCじゃないんだけど、僕らの番組みたいな。

柴田もう、この番組がそうじゃん!何も進行してないじゃん。

山崎だから、そういう番組作りがもう始まってんだもんね。『山崎の…』とか、『アンタッチャブルの…』って謳ってるけど、アンタッチャブル自体はひな壇にいて、MCの人たちが毎週来てくれるみたいな。
――MCとして仕切りたいという気持ちはそんなにない?

柴田あんまりないですね。テレビに出れていればいい(笑)。

山崎以上のメンバーです!とか言われて、「おーい!」とか言うけど、そいつら毎週いるみたいな(笑)。MCがずっといるわけじゃないっていうような概念を我々が作っていけたらなって。新たなテレビへの可能性っていうか、僕らでひな壇の地位を上げていくっていうか。

柴田そういうのができたら良いですね。
【番組情報】ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV(外部サイト)
放送枠:毎週火曜夜9時〜9時54分(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
MC:山崎 弘也、柴田 英嗣(アンタッチャブル)
総合演出:横田 幸介(カンテレ)
プロデューサー:長野 聡(カンテレ)
制作:ROFL
制作著作:カンテレ

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