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坂東工の“アメリカ週6日ワゴン暮らし” 作品作りの原点となる出会いと経験があった【バチェラー連載特別編】

個展、坂東工“オーラアートOpen your ART”開催中

――今回エリック・ローズで開催されている個展、坂東工“オーラアートOpen your ART”も、そういったコンセプトの作品が多いのでしょうか?

坂東多いですね。今回は絵画の表面が白く描かれていますが、実はこの絵画は2枚の絵からできているんですよ。奥に本当の絵があって、表側は真っ白。後ろから光が入ると、奥の絵が浮かび上がってくる作りになっています。最初はお守りみたいな感じでこの2重の絵画を描いていました。僕はエネルギーを描く人ですが、ご自身のエネルギーを「これ、あなたのエネルギーです」って、みんなに見せるのもなにか恥ずかしいじゃないですか。中にはエネルギーが純粋すぎて、怪我をしてしまったり、ちょっと傷がつきやすいエネルギーの方も。そういう方のためにお守りがわりになる白い絵画を描き、光が増加したときにだけ自分の色やオーラを確認できるようにしました。
――ご自身を「エネルギーを描く人」とおっしゃっていましたが、人や物や自然などのエネルギーを描くというような思いで作品を作っているのですね。

坂東そうなんです。はじめは、「自分は他者からどういうふうに見えているんだろう」、「自分のオーラやエネルギーって何だろう」と疑問を持っている方のことを絵にしてきました。そしたら描いてほしいという人が増えていき、急にこの2〜3年で個展までやるようになりました。

――あらためて今回の個展の見どころを教えていただければと思います。

坂東久しぶりにテーマを選んで、「天使」みたいなものを描いています。天使ってなんだろうなとぼんやり思いながら、そして自分の力も使いながら描いてみたら、これが結構面白かった。制作期間は1週間くらい。19点ほど作って、成功も失敗もないので一発勝負です。そこには何かしら流れているものがあると思っていますよ。見た方が、見たように感じて頂けるような作品になっていると思うので、かっこいいアートとか価値のあるアートであるかは関係ありません。実は、個展ではサプライズも用意しています。イベントもやろうかと思っているので、ぜひいらしてください。見るというよりは、体験するアートという感じです。
――ちなみに作品は購入することもできますか?

坂東できますよ。「こんな感じのアートを描いてください」と言われても、リクエストされたものを描くことは僕にはできませんが、受注などもしています。ただ、どんなアートが出来上がるかの保証はいたしません。だって僕の絵じゃないですから。

――もしも私が発注したら、私から感じた何かが出来上がるというわけですね。アーティスト活動で、この先広げていきたいことがあれば教えてください。

坂東僕は世の中の人に伝えたいことはないので、使命感とかやりがいはどちらでもいいんですよ。けれど、世界中の人たちを描いてみたいという気持ちはあるかな。あとは人に限らず、場所や物とかも。今こうしてインタビューをしていただいていますが、ライターさんが僕のことをインタビューして、僕がライターさんを描く……そういうコラボレーションも面白いなと思っています。
――仕事に向き合うときに気をつけていることがあれば教えてください。

坂東作らないことですね。こんなこと言ったら相手が喜ぶだろうという回答を、自分の台本の中から無くしていく。そして、今ここで行われていることに、とにかく集中するということです。結構真面目なタイプなので、一つ一つに全力で向かっています。たぶん脳が四つ五つくらいあるんじゃないかな(笑)。

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