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マウンティング夫に無視され続ける妻…交際時に抱いた”違和感”とは? 合鍵と一緒に見せられたものに驚愕

 夫との結婚前、交際1ヵ月の記念に「いつでも遊びにおいで」と合鍵を渡されたが、同時に言われたことに女性は驚愕。夫が見せにきたものは”金庫”だったーー。「これで、いつ来られても安心。(金庫に)俺の通帳を入れておく」と発言され、違和感を抱いたという。漫画家のふゆさんは「今思えば、最初からちょっとおかしかった」とパートナーの激ヤバエピソードを振り返っている。

交際前に違和感のある行動「もっとよく見ておけばよかった」

 結婚して夫婦2人の生活がスタートし、妻のふゆさんがどんな言葉をかけても、すべて無視する夫。スマホの画面ばかりを見て、SNSに興じている。家では会話がなく、時々口を開いたと思えば家事へのダメだし。「パートなんだから、休んでいいじゃん」「子作りは毎週金曜日にするから」「同期の奥さんは妊娠中でも毎日晩酌の相手をしてくれる」と、常に他人と比較して妻を見下す発言が続く。

 そんな実録エピソードを『マウンティング夫が地獄です』(KADOKAWA)で漫画にしているふゆさんは「自分が過ごしてきた結婚生活は、他の人から見たらどんな風に感じるのだろう?と思った」と当時の生活を語る。

「相手の気持ちや考えてることを知りたくても分からないままだったり、理解したくても噛み合わなかったり、平行線しかない関係ってある所にはあるんだということ。それを無理に相手に合わせて、ひとりだけが我慢する必要はないんじゃないかな、と言う自分なりの答えを形にしてみたかったんです。今思うと、交際が始まって違和感を感じたことも多々ありました」

 夫には交際前にずっと片思いをしていた女性がいて、ふゆさんと付き合っているのに、想い続けていた女性に告白をしたと”謎の報告”が。初めて家を訪れたときは、金庫が用意されていたという。

「お金関係のことで私を信用していなかったんだと気づいたり、自分の知識や経験が絶対の人だったので、彼の得意なことを私が知らなかったりすると『信じられない!』と驚愕の表情になっていて、けれど逆に彼が知らない事は試す前に全否定をして全く受け入れようとしなかったのですが、そんな部分をもっとよく見ておけば良かったのかも…と思っています」

「嫌なものは嫌だと言っていい、言うべきなんだと気づかされた」

 夫婦生活でふゆさんが特に無理だと感じていたのは、学歴や職歴のことで見下すような発言が続き、「尊敬をしたことがなかった」と言い放ったこと。

「なんで夫はそう思う相手と結婚したんだろう? と思いました。それと同時に、今まで自分なりにできることを精一杯やってきたのが、馬鹿にされたようにも感じていて、とても空しくなりました。無意識で出た言葉ではなく、相手を傷付けるために出た言葉だったんだろうなと感じて、そんな人からは離れないとダメだなと思いました」

 妊娠・出産を経ても、夫からの理不尽な言葉は止むことがなかった。子どもへの影響を考えたふゆさんは「我慢し続けるのが正解じゃない」「子どもには、私のようになってほしくない」と離婚を選択し、子どもと新たな道を歩むことを決めたという。漫画には「誰が正しい、間違っているなど関係ない」「嫌なものは嫌だと言っていい、言うべきなんだと気づかされた」と、この実体験を通じてふゆさんの思いがつづられている。

「子どもが産まれても自分の生活リズムや遊びに行くのを変えようとせず、けれど私へのダメ出しも変わらずあって、話し合うも口論にしかならず…そんな意思疎通ができていない姿を子どもに見せてしまう毎日こそが地獄でした。自分の思うようにいかなかった時に、不機嫌になったり圧をかけて相手を怖がらせたりする人に私はよく出会ってしまうのですが、そんな時、私は怖かったり嫌われたくなくて、相手の機嫌を直そうと自分を押し殺すことが多かったように思います。当たり前のことだとは思いますが、納得いかない時はきちんと相手に伝えてみるべきなんだと思いました。その時相手がどんな反応をするか…それによって相手の深いところまで知ることができるのかも、と思います」

≫「マウンティング夫が地獄です」を読む(外部サイト)
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