先ごろ、筋肉だけではない健康的なボディの美しさを競うコンテスト『ベストボディ・ジャパン（BBJ）』の日本大会が開催された。ミス・ベストボディ部門のガールズクラス（18歳〜29歳）に出場したホステスの三浦沙季さん（28）は、「体型が細ければ可愛いと思っていたが、健康的に痩せたほうが美しいと思うようになった」と言う。今年初挑戦で日本大会に出場した彼女は、バランスのとれた健康的で美しいボディを披露した。

健康的に痩せることが美しいと思えるように…「胸のサイズが変わらなくてよかった」

――トレーニングを始めたのは、いつ頃からですか？

三浦沙季さん　2年ほど前ですね。知り合いがジムに通っていて、そのジムを紹介されたことがきっかけです。痩せたいというよりは、筋肉をつけたいと思っていました。年齢的なこともあり、「重力に負けたくない！」と思って運動を始めました（笑）。

――これまでにダイエット経験はありますか？

三浦沙季さん　はい、何回もあります。最高で7キロ体重を落としました。その当時は、体型が細ければ可愛いんじゃないかと思っていて、とにかく痩せたかったんです。でも、いまは健康的に痩せたほうが美しいと思っています。

――トレーニングを始めて周りから言われてうれしかった言葉を教えてください。

三浦沙季さん　「お尻丸くなったね」と言われたのがうれしくて。あとは、胸のサイズが変わらなかったこともすごくうれしかったです。その胸が自慢ですね。トレーニングを始めてから異性からのモテは特に変わらないのですが、同性からはすごく褒められるようになりました。異性から褒められるより同性から褒められるほうがうれしいですね。

――大会出場を決めた理由を教えてください。

三浦沙季さん　ジムを紹介してくれた知人から「大会に出てみたら？」と言われたことがきっかけです。ジムのトレーナーさんから勧められたこともあり、軽いノリで「じゃ、やってみようかな」と言ったら、本当に出ることになっていました（笑）。

ボディメイクを始めて、驚くくらいポジティブになった「全てがすごく良い方向に」

――実際に出場していかがでしたか？

三浦沙季さん　ステージに立ったときは、すごく緊張したのですが、メチャクチャ楽しかったですね。大会に出場して良かったと思いました。今回初めて大会に出場して、周囲の人に「（自分とは）遠い存在になった」と言われたことは悲しかったです（涙）。でも、私が大会に出場することで周りの人もトレーニングを始めるなど、ポジティブな変化も起きています。それは、すごくうれしかったです。

――ボディメイクをすることで、心境の変化はありましたか？

三浦沙季さん　驚くくらいポジティブになりました。健康に気を使うようにもなったし、全てがすごく良い方向に向かっています。

――食事制限や筋トレを続ける秘訣を教えて下さい。

三浦沙季さん　小さいことでもいいので「1日1個これをやる」と決めて、それだけは必ずやるようにしています。継続は力なりと自分に言い聞かせながら続けています。無理して大きいことをやるよりも、小さいことを毎日コツコツやるほうが、続けられるのではないでしょうか。

――なりたい体型や憧れの人はいますか？

三浦沙季さん　お尻は渋谷ゆりさんですね。いい形をしているなと思っていて。全体的にはゆんころちゃん（小原優花）がステキだなと思います。

――トレーニングの魅力は、どのような部分でしょう？

三浦沙季さん　ポジティブになれるし、見た目が変わる。自信が持てるので、ぜひ皆さんにやってほしいですね。

（文／地原緑　写真／片山よしお）