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ファーストガンダムの名シーンを“ミカンの網”で完全再現 SNS絶賛の3.3万いいね「天才の発想」

アイデアの着想は調理場「つるされていた玉ねぎを見てふと思いつき」

――Xに投稿されたザクのジオラマ(!?)が、大バズりしました。本作の正式名称と使用したキットを教えてください。
正晃作品と言うほどの物じゃないのでタイトルはないのですが(笑)、あえて付けるとしたら普通に「大気圏突入」です。使用キットは「HGUC-241 MS-06量産型ザクII」です。

――タイトルも用意されていなかった作品が、驚異の3.3万いいねを獲得しましたが、この反応をどのように受け止めていますか?
正晃寄せられた多くのコメントで、大勢の方に観てもらえている実感が湧きました。コメントに「シャア少佐!助けてください!」「クラウン、無駄死にでは無いぞ!」などの寸劇(?)があって、見ていて楽しかったです(笑)。

――コメントの寸劇(?)の通り、本作は『機動戦士ガンダム』第5話の再現ですよね? このシーンに何か特別な思い入れがあったのでしょうか?
正晃はい、「大気圏突入」のシーンです。正直、このザクが燃え尽きるシーンよりも、直後のガンダムが股間からビニールみたいな物を出して、それを被って大気圏突破するシーンの方が印象に残っているし、「こんなカッコ悪いので良いのか(笑)」と思いました。思い入れとかも特にはなかったですね。

――特に思い入れもない中で、“万バズ”するような作品をどのように着想したのですか?
正晃調理場につるされていた玉ねぎを見てふと思いつき、ちょうど作りかけのザクがあったので何となく撮ってみました。

こだわりは、ネットの底を塞ぐビニール紐が見えるように撮ったこと「あえてチープでお粗末な感じを出すため」

――ミカンや玉ねぎが入っているネットからよくこのアイデアが浮かびましたね(笑)。大人になってあのシーンを見返してみると、『助けてください、減速できません』とシャアに懇願したザクのパイロット・クラウンの絶望感、命のはかなさなどさまざまなものが見えてくる気がします。今あえてこのシーンを制作したことで、正晃さんが伝えたいメッセージとはどのようなことでしょうか?
正晃クラウンの駆るザクは、ガンダムを深追いしすぎた為に母艦に戻れず、大気圏に突入して燃え尽きてしまいました。目先の功を焦って、無理しないことが大切だと思います。

――とても冷静な意見ですね。本作で一番苦労した点、一番こだわった点をそれぞれお教えください。
正晃特に苦労したことはないです。こだわった点は、チープでお粗末な感じを出すために、あえてネットの底を塞ぐビニール紐が見えるように撮ったことです。

――このチープさがいい味を出していますよね。一方で、これに相反して、実はザクのディティールが細かく、素晴らしい出来だと目の肥えたフォロワーから賞賛されました。ザクの制作でこだわったところはどんなところですか?
正晃基本的なことですが、ゲート跡や合わせ目の処理です。個人的な好みでスジボリも少しだけ追加しました。

――チープさとこだわりのギャップが、これだけの賞賛を生んだんですね。本作に限らず、ガンプラを制作するうえで一番大切にしていることはどのようなことですか?
正晃ありきたりですが、せっかくの趣味なので楽しんで作ることを心がけています。あとは原作へのリスペクトですね。

――正晃さんにとって「ガンプラ」とは? また、次作の構想やモデラーとしての今後の目標とともに教えてください。
正晃「ガンプラ」は夢中になれる趣味ですね。次作の構想とか、目標は今のところ特にありませんが、今後も楽しんで制作できれはと思います。

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