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“ヅカファン”葵わかな、 “ときめきの宝塚歌劇”3選で魅力を語り尽くす「私にとって夢の国!」

明日海りおをリスペクト「生まれ持った華があって…」

――先ほどのお話にありましたが、良席が当たるとびっくりしますよね。
葵わかな嬉しいですよね。「やったー!」って思います。高校生で学校帰りとかに観に行っていたから、目立ったと思います。しかも、友達と行ったことなくて、ずっと一人で行ってたので、ずっと誰かに感想を言いたかったんですよね。今になって言ってる(笑)。

――葵さんは宝塚歌劇の中でも、どういうタイプの作品がお好きですか?
葵わかな曲もそうですが、お話が素敵な作品に惹かれます。ハッピーなものばかりでなく、ドラマティックなものも好きです。『王家に捧ぐ歌』はお話も歌も素敵でした。
宙組公演『王家に捧ぐ歌』

公演:2015年6月5日-7月13日、7月31日-8月30日
脚本・演出:木村信司
出演:朝夏まなと、実咲凜音 他

ヴェルディ作による著名なオペラ『アイーダ』を、宝塚バージョンとして新たな脚本、音楽で上演した作品で、2003年の星組公演で初演。古代エジプトとエチオピアの対立を背景に、エジプトの若き将軍ラダメスと奴隷になったエチオピア王女アイーダとの悲恋をドラマティックに描く。
そういえば、強い女性が出てくる作品が好きなのかも。男役さんも好きですが、娘役さんも好きだったんですよ。『王家に捧ぐ歌』での実咲凛音(みさき・りおん)さん(が演じたアイーダ)も強い女性の役ですよね。私が高校生で宝塚を観ていたときは、娘役さんにカッコよさを感じていた気がします。

宙組公演『王家に捧ぐ歌』PR映像

――葵さんがお好きだという愛希れいかさんはダンスもお上手で、素晴らしい娘役さんでしたね。
葵わかなちゃぴさんはカッコよかったし、作品ごとに変化しているのがとても伝わってきました。どんどん表現の幅が広がっていくのを感じて、役者としても尊敬していました。今も尊敬しています。

愛希れいかさんとの2ショット

――男役では明日海りおさんのファンだったそうですが、どういうところがお好きでしたか?
葵わかな明日海さんは圧倒的な華やかさというか、生まれ持った華があって、観ている人たちを惹きつけるんです。芝居もそうですが、歌声がすごく素敵。男役ですけど柔らかい歌声ですよね。『ポーの一族』のエドガーのような繊細な役や『春の雪』の(松枝清顕役の)屈折した感じもお上手で。明日海さんに関しては単純にファン目線でした。

お二人とも今は宝塚を退団されて、テレビや舞台などで活躍されていますが、お二人の記事を雑誌で見かけると、必ず読んでしまいます。最近もファッション誌に載っているのを見て、「明日海さんが(撮影で)持ってらっしゃるバッグが可愛いな、高いけど買っちゃおうかな」と思ってしまうくらい(笑)。熱心に読んでいます。

『ポーの一族』を観劇した葵さん

――最近、特に注目されているタカラジェンヌさんはいらっしゃいますか?
葵わかな最初に番組でご一緒した桜木みなとさんが今とても活躍されていますよね。桜木さんはとてもカッコいいのに、変わったタイプの役もお上手なんですよね。以前、私が観たときもドジな役を演じてらっしゃったんですが、それもハマっていて、「桜木さんは三枚目の役もできるんだな」と思いました。

――下級生からスタートしてどんどん成長してスターになっていく様を観られるのも、宝塚観劇のだいご味ですよね。
葵わかな長い期間をかけてスターさんになっていくじゃないですか。その中でどんどん洗練されていく姿は本当に素晴らしいと思います。皆さんで切磋琢磨しているからこそでしょうね。

タカラジェンヌの皆さんを見ていると「ちょっと疲れたな、休憩」というのをまったく感じない。それくらい皆さんが成長している姿を見ると、心から尊敬します。それが、宝塚という組織の形なんだと思います。皆さんの努力する姿を見て、私も頑張れるという気持ちになります。

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