アニメ&ゲーム カテゴリ
(更新: ORICON NEWS

女子高時代に“黒歴史製造活動”をすることになった漫画作者「楽しくて笑える作品を作りたい」

 中学高校と6年間女子高に通った経験談を実録漫画としてインスタグラムに投稿している、シブヤツキミさん。美術部に所属して「黒歴史製造活動をすることになった」と学生時代を振り返り、同人誌を作ろうと思ったら大ピンチになってしまった話や大好きだったというおじいちゃん先生とのやりとりなど、様々なエピソードに反響が集まっている。シブヤさんにとって“女子高”はどのような存在だったのか。漫画の反響とともに学生時代の思い出を聞いた。

多感な女子高時代、同人誌を印刷していたところを見られてピンチに

――漫画を描こうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

【シブヤ】昔から絵を描くことが好きで漫画を読むのも好きだったので、いつしか自分も描きたいと思うようになりました。『千と千尋の神隠し』を観て、特に衝撃を受けたのを覚えています。他にもたくさんの素晴らしい作品を観たり読んだりして憧れるようになりました。最近は学生時代のエピソードなど、描きたいことが出てきたので描き続けるようになりました。

――シブヤさんの漫画には、幅広いエピソードが見られます。実録漫画『女子高で黒歴史、作ってました』では、美術部だけど文化祭ギリギリまでなかなか絵を描こうとしない部活動の様子が。『もしもハリーポッターとデートしたら』『もしもスネイプ先生が女子高の先生だったら』など、作品を観た人は思わず共感してしまいそうな創作漫画も。どのようにネタの着想を得ていますか?

【シブヤ】ありがとうございます。恐縮です。自分の体験で面白かったことを思い出してメモしたり、映画を観てる時に思いついたことをメモしています。誰かと会話している時に思ったことをメモすることもありますね。

――高校では美術部に所属されていたとのこと。漫画で描かれていた美術部の活動のなかで、もっとも印象に残っているエピソードを理由とともにお聞かせください。

【シブヤ】描いた同人誌を学校で印刷している時に、陸上部の生徒が来たことが一番です。思春期でしたし、描いた漫画を見られるのは本当に恥ずかしかったので…! あの時は本当になんでこんなタイミング!?と思って焦りました(笑)。漫画では先輩と2人で作業していた…とストーリーを描いていたのですが、本当は4人くらいで思いっきり広げて印刷していたので、すごく焦りました(笑)。いつか直したバージョンも更新したいです。

「バレンタインに変なものをつくってくる人がいる」女子高あるあるに反響

――『女子高あるある』のエピソードでは、インスタグラムで2.7万いいねを集めていました「若い男の先生嫌われがち」「おじいちゃん先生モテがち」「バレンタインに変なものをつくってくる人がいる」など様々なあるあるが。そのなかでも特徴的なあるあると言えば?

【シブヤ】女子校出身だとやっぱり男性に慣れてない人が多いです。大学に入った時に恋愛面で謎の出来事起こりがちかなと思います(笑)。あくまでも特徴なので全員には当てはまりませんが…私の高校の友達たちはそうでした!

――シブヤさんは、様々なエンタメ作品のなかで“闇キャラ”が好きになりがちと漫画で語られています。『ハリーポッター』のシリウスブラック、『セーラームーン』のセーラーサターン、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ、さらには『アンパンマン』のロールパンナなど。闇キャラの魅力ってどのようなところにありますか?

【シブヤ】二面性だと思います。クールと見せかけて悲しい過去があったり、優しい一面があるのに実は時々悪の心が制御できなかったり…。そういう二面性を知った時に、そのキャラクターに“人間味”を感じて引き込まれます。キャラクターの“弱い部分”に共感しているところもあります。

――今後どのような作品をつくっていきたいですか?SNSでどのような発信をしていきたいですか?

【シブヤ】楽しくて笑える作品を作りたいです。いつか胸キュンな感じの創作キャラクターの作品も描けたら嬉しいです。あとやろうと思って先送りになっているLINEスタンプも作りたいです。いつも新しいことにチャレンジして発信していきたいです!

シブヤツキミ
Instagram:https://www.instagram.com/shibuyatsukimi/(外部サイト)
Blog:http://shibuyatsukimiblog.com/(外部サイト)
タグ

あなたにおすすめの記事

 を検索