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(更新: ORICON NEWS

岡田健史の絵心を探る 自宅の一室をアトリエにして描く「アートの楽しみ」

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(1月26日掲載)

2018年にドラマ『中学聖日記』で鮮烈なデビューを果たし、2020年にはドラマ4本、映画4本に出演し、最も勢いのある俳優の一人である岡田健史(おかだ・けんし)さん。その高い演技力以外にもファンを魅了しているのが、岡田さんの描く絵画たち。コロナ禍でのステイホーム期間に自身のInstagramに作品をアップし始め、人物画だけでなく模写なども披露し、多彩なタッチも注目を集めています。美術のセンスは母親譲りだと話す岡田さんに、影響を受けた作品、好きなアート作品などを語っていただきました。

撮影:石川咲希(Pash) スタイリング:藤長祥平 ヘアメイク:宮本盛満

木彫りにも挑戦中 ジャンルレスなアート作品への興味

――岡田さんといえば、高校時代も野球部に所属していて、2019年にはヤフオクドーム(現ペイペイドーム)で行われた始球式で119キロの球速を記録するなど、野球のイメージが強いです。最初にInstagramにアップしたのは油絵でしたが、絵を描こうと思ったきっかけを教えてください。
岡田健史昨年の初夏に携わったユニセフの活動(ユース難民アートコンテスト)がきっかけで、油絵をやってみようかな、と。描いてみたら思った以上に面白くて、それが今の絵描き活動につながっています。でも、もともと絵が好きなんですよね。

岡田さんがInstagramで初めて公開した油絵

――昔からお好きだったんですね。それはいつ頃からですか?
岡田健史保育園の頃からです。僕が描いた一番古いものだと、絵本の絵を模写したものがあります。絵本の題名は忘れてしまったんですけど、画用紙に描いて、大事に持っていたので、今も実家にあるかもしれません。描いたことは今でもすごく鮮明に覚えてますね。棚を斜めに見た構図で、色えんぴつで棚に飾ってあるものを子どもなりに忠実に描きました。みんなから「上手だね」と言われたので、最初は褒められたいから描いていたんだと思います。自由帳や画用紙が、ずっと好きでしたね。

岡田さんの幼少期

――絵が好きでも、途中で描くことを止めてしまう人も多いと思います。中学校や高校時代も描かれていたのですか?
岡田健史描いてましたね。絵しりとりが好きで、こっそり授業中にやっていたり……今は時効かな(笑)。何かと絵は褒められることが多かったです。でもそれよりも、描くことがとにかく好きでやっていました。自分の母親が、絵がとても上手なんです。父親は絵心がないんですけど(笑)、その感性が受け継がれたのかな。
――そんな中で、岡田さんが見たアート作品で印象的だったものを3つ教えてください。
岡田健史難しいですね。あまり「誰が描いているか」で作品を見ていないんです。Instagramなどで見ていると、自身の作品を上げているアカウントもあれば、いろんな作家の作品を集めて上げているアカウントもあるので……。

でも、挙げるとすれば、木彫りです。最近、自分でも長方形の木を買ってきて、我流でやっています。まぁ難しくて、今は中断しているのですが……。3Dで表現するのが、こんな難しいんだということが分かり、彫刻家の方をとても尊敬しています。自分でやっていても思ったようにいかないです。YouTubeか何かで見たのですが、大木をまずはチェーンソーで削りはじめて、細かく削っていきながら、僕の好きなアニメのキャラクターを作ったりしていて、すごいなと思いました。

あと、佐野凛由輔(さの・りゅうすけ)さんの絵は大好きです。Instagramでふと流れてきたことから作品を知ったのですが、すごいなと思いました。

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