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【マネージャーインタビュー】いとうあさこマネージャー明かす「20年いて初めてグッときた」24時間駅伝での衝撃の一言
若手の時からトーク力あったものの、オーディションでは落ちまくっていた下積み時代
――かが屋さんはいま木村拓哉さん主演ドラマにも出られていて、勢いありますよね。
嘉山拓磨じわじわ人気出てきてますね。あとは若手でいうと、赤もみじが次くる気がしています。面白いんですよ。
――嘉山さんがおっしゃると説得力ありますね。ナイツさん、狩野英孝さんも若手時代から見てこられたとのことですが、売れる方は最初からわかるものなのですか?
嘉山拓磨ナイツは最初からめちゃくちゃ面白かったです。もう天才だと思いましたよ。でも狩野英孝はネタは本当に面白くなかったです(笑)。でもいつのまにか売れっ子になったので、若手の時にネタが完成してなくても、トークやキャラクターで何か面白い部分があると、将来絶対伸びていきます。それで言うと、いとうあさこは若手の時から凄くトーク力がありましたね。
嘉山拓磨僕が入社してすぐ、20年ほど前ですね。その時はまだコンビとして活動していました。解散してピンになった後に僕が担当することになったので、マネージャーとしては15年くらいになります。
――あさこさんは下積みが長かったイメージがあります。ブレイクのきっかけは?
嘉山拓磨2008年に『爆笑レッドカーペット』に「浅倉南」のネタで出演したのがきっかけだと思います。以前から同じようなネタはずっとやっていて、基本は「おばさんあるある」「もてないあるある」。ブレイク前は松屋でバイトしていたので、松屋の制服を着てネタを披露していたこともありました。でもオーディションでは落ちまくっていたんですよ(苦笑)。
――それが急に注目されるように?
嘉山拓磨『レッドカーペット』の野外イベントがお台場であって、その時に「浅倉南」のネタをやったら、ウケて。それを見た演出の方が「一度出てみる?」と声をかけてくれたんですよね。それで初めて出演した反響が大きくて、そこから色んな番組に呼ばれるようになりました。
――2010年の『R-1ぐらんぷり』では決勝にも進出されてましたね。
嘉山拓磨その時には既にテレビもたくさん出ていたので、僕としては「出ない」という選択肢もあったんです。でも、前年の『R-1』初戦でネタを飛ばしてしまって、そこで敗退してしまった。それがすごく悔しかったみたいで、出ることを決めました。そしたら初めて決勝まで進めて、その時に審査員をしていた伊東四朗さんが「いい!芸が明るい」と褒めて下さって。ずっと憧れの存在だったということもあって、それがすごく自信にも繋がったみたいですね。