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シリーズ累計10万超“試験に出ない英単語” 海外からも愛されるくだらなさ「世界中の人から失笑されたい」

 映像制作業を営む中山さんは、8年前から「試験に出ない英単語」をTwitterで発信し続けている。7年前に書籍化されるとシリーズ累計10万部を超え、中国語・韓国語版までも出版された。さらには、去年から中山さん監修のフジテレビネット配信番組「フジテレビ金ため英会話」も放送されている。一見一生使う場面がなさそうな(けど笑える)英文を発信し続けるのはなぜなのか、中山さんに聞いた。

図らずも役に立ってしまうのが申し訳ないが、まずはきちんとした英語学んでほしい

――これまで100冊以上の参考書を読まれているのだとか。
中山さん純粋に英語で情報を得たくて始めました。学校に通ったり留学したりするのは好きではないので参考書中心の勉強となりました。

――“正統派”参考書をたくさん読まれている中で、「試験に出ない英単語」を発信されているのはなぜですか。
中山さん勉強は大変なので、息抜きも必要かと思い発信しています。

――学生時代、英語の試験は得意でしたか。
中山さんいいえ、英語というか、そもそも勉強自体不得意でした。

――日本の英語教育は「実用的ではない」「役に立たない」と言われることもありますよね。
中山さん個人的には、半分正しく、半分間違っていると感じます。幼少期に英語圏で育つといった特殊な場合を除いて、大人になってから英語を使えるようになるためには、英文法や単語の基礎知識を「勉強」として身につける必要があります。そのために受験英語や資格試験はとても役立つでしょう。ただし、英語も言語である以上、コミュニケーションのための道具です。実際に日常生活で活用するためにツールとしての訓練が必要で、その辺りは受験英語や資格試験の勉強では不足する部分もあると思います。
――「試験に出ない英単語」を考える上で、意識していることがあれば教えてください。
中山さんなるべく下らない文章になるように心を砕いています。

――試験には出なくても、実際役立つこともあるのでしょうか。
中山さんないです、と言いたいところですが、下らないという以外は普通の英語なので、英語で情報を得たり、海外に行ったりした時は図らずも役立ってしまっていますね。「役立たない」と標榜している身としては申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――東京オリンピックも控えてますし、本当に役立つ場面が出てくるのでは…?
中山さんそういう大切なイベントや社会情勢に対する英語教材としては「試験に出ない英単語」は荷が重すぎるので、まずはきちんとした場所で英語を学んでいただき、息抜きや勉強をしているフリなどに積極的に活用して欲しいです。

――勉強をしているフリには最適かもしれませんね(笑)。では最後に、今後の目標を教えてください。
中山さんこれまでに中国語や韓国語などの翻訳版が出版されているのですが、なるべくたくさんの言語に翻訳していただき、世界中の人から失笑されたいです。

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