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広がる“犬の介護”問題、専門誌語る「シニア犬との愛ある生活」

実店舗では「介護で抱え込んでしまう飼い主さんが相談できる場所を作りたい」

――そして実店舗である『meet ぐらんわん!』がオープン。オープンする経緯はどのようなものだったのでしょうか。
中村真弓 『ぐらんわん!』を通して、愛犬が歳をとることに不安になっている飼い主さんや、介護を始めてから全てを抱え込んでしまう飼い主さんが結構いらっしゃる事が分かりました。そこで、そういった事をオープンに相談できる場所を作りたいなと思い、約2年前からこの事業に取り組み始めました。

――どのような場を目指しているのでしょうか。
中村真弓 コーヒーを飲みながら気軽に色々相談できて、専門家の助けが必要だとなれば、こちらからそういう紹介もできるような、そういうコミュニケーションを取れる場所にしたいと思っています。店舗の一エリアでは、ワンちゃんの一時預かりもできるようにしています。例えばここで、認知症の子が鳴いても、そういうのも含めシニア犬のリアルも体感してほしいなという意図もあり個室にはしていません。人間側も、犬の年の取り方をちゃんと見て欲しいし、現実もきちんと知ってほしいという思いもあって。あとは、ワンちゃん同士の交流も沢山して欲しいですし、多くの人に地域のコミュニティとしても活用していただきたいです。

シニア犬は少しずつできないことも増えていくけれど、それも含めて愛おしい

――ペットを飼うということについて、社会や飼い主の意識などがどのようになるのが理想でしょうか。
中村真弓 犬はもう人間と共生していくには、人の手を借りないと暮らしていけないですし、犬を飼うということは、社会的な責任も果たしていかなきゃいけない。なので、飼い始めはそれなりの覚悟と、10年後、15年後に自分がどうなっているかをまず考えてから飼い始めてほしいですね。私はもう犬がいない生活は考えられないんですし、飼ったことのある人はわかると思うんですけど、犬を飼うって本当に素晴らしいことだと思うので。

――シニア犬の良さや魅力がこれからもどんどん広がっていって欲しいですね。
中村真弓 はい。そして人間のシニアの人にこそ、ぜひシニア犬の保護犬を迎えてほしいんです。例えば、65歳の方が子犬を飼うと、人間もたくさんのエネルギーが必要です。だとしたら10歳くらいの落ち着いたシニア犬を飼うことで生活スタイルが意外と一致しているものなんですよ。うちの常連読者さんたちは、みんな自分の子が亡くなったら子犬を飼わずにシニアの保護犬を迎えることが多いんです。1つは『ぐらんわん!』に載りたいって理由もあるらしいのですが(笑)。もう1つは、自分の子を最後まで看取り切った自信があるから。シニアの良さを知ってしまった人たちは、シニアを飼いたくなるみたいなんです。少しずつできないことも増えていくけれど、それも含めて愛おしい、と(笑)。
――シニア犬と向き合うことで豊かに生きられそうですね。
中村真弓 そうですね。命が短くなっていくにつれて、この子と過ごす時間が1日、1日削られていくんだって言う意識があると、今日を大事にする。1日が愛おしくなる。それがシニアの良さなのかなぁって思いますね。やっぱり、命に向き合うってすごく大事なことですから。

――では最後に。今後の夢や、すでに実現に向けて動いていることはありますか?
中村真弓 目標は一都道府県に1店、今回のようなお店を作ること。そして、「シニア犬ってこんなに可愛いよ、楽しいよ」というのどんどん浸透させていきたいですね。最後を看取るまで犬を飼うのはとても大変なことなんですけど、そこまで責任を持てるように、「一緒に頑張れたね、ありがとう」っていう飼い方をしていけるように、サポートができたらといいなと思います。

(インタビュー・文/岩崎香織)

【写真】犬ってこんなに笑うの? ニコニコ笑顔で表紙を飾るシニア犬たちズラリ

Information

◆フリーペーパー『ぐらんわん!』
発行日:1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(季刊誌)

 日本で暮らす家庭犬の半数以上を占めるシニア犬。そんな愛犬たちとの暮らしに役立つトピックスを毎号テーマ別に提案。動物病院の待合室、ドッグカフェ、トリミングサロンなどで配布中。

【最新号 VOL.44】
フラッグシップショップオープン「meet ぐらんわん!」/ [最終回]ぐらんわん!食育物語「水分たっぷりスープごはん」/11歳以上集まれ!「イキイキ犬賞募集」 など
◆『イキイキ犬賞』募集中
・イキイキ部門(2019年7月1日の時点で存命であること)
  詳細・応募はコチラ:https://grandwan.com/dog/ikiiki2019oubo/(外部サイト)
・虹の橋部門:17歳以上の犬(2018年7月1日〜2019年6月30日の過去1年間に亡くなった犬)
  詳細・応募はコチラ:https://grandwan.com/dog/niji2019oubo/(外部サイト)

<応募期間>
〜2019年8月31日(土)
郵送:消印有効 Web:23:59まで
◆ドッグケアカフェ「meet ぐらんわん!」オープン
 『ぐらんわん!』の実店舗が東京・用賀にオープン! 犬連れで来店できるカフェとしてだけでなく、 デイサービス(一時預かり)、 愛犬に適したグッズや食事のアドバイス、 予防につながる愛犬セミナーまで体験や交流の場として楽しめる。

住 所:東京都世田谷区用賀3-14-9 用賀マンション1-B
営業時間:10:00〜19:00
【カフェ】オールタイム
【預かり】事前予約/早朝・延長可(要予約)
アクセス:電車:東急田園都市線用賀駅から徒歩3分/車:首都高・東名高速用賀インターから車で3分
■公式サイト ぐらんわん!(外部サイト)
■Instagram @grandwan_com
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