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(更新: ORICON NEWS

型破りの結婚式が“ナシ婚”時代に急成長している理由 大縄跳びにデニム、会場に廃校も

どの方の人生も泣けるほど素晴らしい、結婚式を機に「自分の人生を好きになれた」

――そういった背景のもと、あらゆる方々のストーリーからアイディアが紡ぎ出されるのですね。
【五来未佑さん】お客様からは「CRAZY WEDDINGの結婚式を見ていると、どれもドラマティックな人生背景があったり、語れるような場面があるように思えて、最初はお願いするのに自信がなかった。でもプロデューサーに話し、コンセプトにしてもらった時に自分の人生が好きになれた。」というお話をいただくことがとても多いです。そういった体験を経て、結婚式後に転職されたり、やりたかったことを始められたり、人生が大きく変化しました、とご報告を頂くこともあります。

――結婚式が“自分の人生を好きになる機会”になったら素敵ですね。
五来未佑さんそうなんです、ある意味そこを目指してプロデューサーは二人の人生を紐解いていきます。8割くらいの方がご相談にいらっしゃる時、「自分の人生なんて平凡で面白いこと、あんまりないんです。」とおっしゃるんです。ただ、第三者としてお話を伺うと、どの方の人生も一つとして同じものはなくて、泣けるほど素晴らしい。今まで1,200組のお客様を弊社でプロデュースしてきましたが、葛藤やコンプレックスがない方なんて実はほとんどいなくて。私たちはそれでこそ、ドラマがあり、ストーリーがあり、人生だと思っています。
――“結婚式”とはどのような場だとお考えでしょうか。
五来未佑さん“結婚式”とは1日の点ではなく、人生という線の上で迎える人生のひとつの節目です。だからこそ断絶した非日常的な1日というよりは、翌日以降にゲストやお互いがどんな関係性でいたいか、そのために何を伝えるのが良いか、も大事な要素だと考えています。正直、当日のアウトプットの形は盛大でも、逆に静かに誓いの場だけを執り行っても、”あなたたちらしい”ことが大事だと思っています。

――これからの目標を教えてください。
五来未佑さん今は、結婚式を当たり前に挙げる時代ではなくなってきています。価値観や金銭感覚の変容の真っ只中にいます。私たちは皆、結婚式が好きで、結婚式が持つ可能性やパワーを信じています。ただ、減少傾向にある”結婚式”には、結婚をする二人がもっと、「挙げたい」と思える理由や、自由度や多様性が必要だと考えています。ある意味、結婚式を再定義し、大切な本質を残しながらも、時代背景に合わせた進化を遂げていきたいと思っています。

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