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新人女優の登竜門“ポカリガール”に抜擢の大村のえみ「CMが流れるまで友だちには内緒」

 新人女優の登竜門ともいえる“ポカリガール”に今年抜擢されたのは、2005年生まれの大村のえみ。初仕事に挑み、女優としての一歩を踏み出した彼女に、なにもかもが初めてだった撮影の裏側と家族や学生生活について聞いた。すると、13歳・中学1年生のフレッシュな素顔が垣間見えた。

初仕事は極寒の中、ノースリーブで撮影「気にならないくらい楽しかった」

――オーディションでは、大きな声で応援したり、走る姿を披露したりしたそうですね。ポカリガールに選ばれた時はどんな思いだったのでしょうか。

大村のえみ「びっくりと嬉しさで、泣いてしまいました(笑)。最初にマネージャーさんからの連絡を受けたのは母だったのですが、すっごく嬉しそうにしてくれたので、その表情で受かったんだってわかりました。事務所には2年ほど所属していて、その間10回以上はオーディションを受けていると思いますが、今回が初めてのお仕事となります。父や兄弟に報告した時もみんな喜んでくれて、オーディションを受けて本当に良かったです!」

――もうCMの撮影を終えられたようですが、初めての撮影をはいかがでしたか?

大村のえみ「撮影は1月だったのですが、ポカリガールのノースリーブの衣装で2日間過ごしました。ものすごく寒かったんですけど、寒さなんか気にならないほど、楽しみました」

――撮影ではどんなところに注目してほしいですか?

大村のえみ「私の役は、マラソンに参加するランナーたちを応援する擬人化したポカリスエット。主演という形ではありますが、ランナーの方々も主役だということを意識して撮影に臨みました。撮影では、いろんなランナーの気持ちに合わせた走り方をイメージしたので、そこに注目してほしいですね。タイムを伸ばしたい、思い出に残るように走りたい、健康のために走りたいなど、ランナーの分だけいろんな思いがあると思うので、そこが伝わると嬉しいです」

――飲み物の擬人化なんておもしろいですね! 大村さんが苦戦したシーンはありますか?

大村のえみ「動画の最後で、ランナーにポカリを渡すシーンがあるのですが、走りながら撮影するのでカメラのスピードと息を合わせて走るのが大変でした。少しでもズレると違和感が出てしまうので、そのシーンは7回くらい撮り直ししたと思います」

素顔は普通の13歳「友だちとのおしゃべりやバレーボールが大好き」

――大村さんはどんな学生生活を送っているのでしょうか?

大村のえみ「部活はバレー部に入部しています。もともと身体を動かすのは大好きですが、バレーボールは今一番大好きなこと! 私は長身を活かしてセンターのポジションを任されていますが、チームみんなの力で戦う感じがたまらないです。休み時間もバレーボールをしていることが多いですね」

――みんなスマホを持っているんですか?

大村のえみ「そうですね。私は持っていないのですが、クラスの半分くらいは持っていると思います。SNSやLINEのグループとかで話すこともあるみたいですけど、直接話している時間の方が楽しいんじゃないかなって思うので、スマホは私にはまだ早いかな(笑)。自分の話でみんなが笑ってくれたらすっごく嬉しいじゃないですか? 人を楽しませることと、目立つことが大好きなので、イベントやお祭りは積極的に参加して、みんなを楽しませることができたらいいなって思っています」

――お友だちもポカリガールのCMを楽しみにしていたんじゃないですか?

大村のえみ「公開まで、ポカリガールのことはナイショにしてたんです。でも、事務所に所属していることは言っていますし、もともと茶髪なんですけど、ポカリガールが決まってからは前髪を切って黒くしたので、『なにかお仕事をしたんだな』ってことはバレてたかもしれません(笑)」

強みは語学力 「仕事も勉強も部活も、全部納得するまでやりたい」

――女優としての大きな一歩を踏み出したことと思いますが、将来はどんな女優さんになりたいですか?

大村のえみ「憧れは、ありのままの美しさが感じられる中条あやみさん。でも、まだまだ始まったばかりなので、いろんなことにチャレンジしたいなって思います。女優の勉強はもちろんですが、おしゃれが大好きで背が高いのでモデルもやりたいし、チャンスがあればバラエティもやりたいんです」

――バラエティでは、どんなことがやりたいですか?

大村のえみ「バンジージャンプをとか、体を張ったバラエティをやってみたいです。あまり怖いという思いはないので、笑顔でチャレンジできると思います!」

――幅の広い女優になれそうですね! イタリア語や中国語など語学が堪能とうかがっています。

大村のえみ「イタリア人の父とはイタリア語でコミュニケーションを取っています。それと、8歳まで中国で育ったので中国語も話すことができます。父の仕事の関係で海外旅行も多く10ヵ国以上は行っているので、今後はもっと語学を強化していきたい思いが強いです。フランス語やスペイン語も学んで、語学力を活かした活動もしていきたいなって思っています」

――これから女優としてのお仕事が増えると学業との両立が大変になりそうですが、不安はないですか?

大村のえみ「不安がないわけじゃないですが、時間を上手に使って、仕事も勉強も部活も、全部納得するまでやりたいです! 両親だけでなく、3人の兄や弟もみんな応援してくれているので、それに応えたいですね」

――ご兄弟とも仲がいいのですね!

大村のえみ「一番上の兄はJリーグのサガン鳥栖というチームでプロのサッカー選手をやっているのと、2番目の兄は留学をしているので、全員一緒に暮らしているわけじゃないのですが、いつも応援してくれています。本当に仲がいいので、全員が集まるお正月はすごく楽しいんですよ! 外は寒いけど、みんなでサッカーしたりして。私が身体を動かすのが好きなのは、兄や弟たちに囲まれて外で遊んできたからだと思います(笑)」

(文/高田薫)

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