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板垣瑞生、佐野勇斗も所属のM!LK、初アルバム発売で野望を告白!

 スターダストプロモーションの若手集団・EBiDAN(恵比寿学園男子部)で結成された、5人組ボーカルダンスユニット、M!LK(ミルク)。板垣瑞生や佐野勇斗やはじめ、ドラマや映画で俳優としても活躍中の彼らは、今年発売した2作がオリコン週間シングルランキングTOP3入りするなど、音楽活動も好調だ。そんなM!LKが、デビュー3年目を迎え、ついに1stアルバム『王様の牛乳』を発表。今作やグループの魅力、それぞれの意気込みについて語った。

「僕たち、なんでもやります!」という宣言

――M!LKは結成して、その半年後の2015年3月にCDデビュー。プロフィールには“変幻自在なユニット”とありますが、具体的にはどんなスタイルなんですか?
佐野勇斗 最初はスタッフさんが決めてくださったことなんですけど、僕ら的にも「僕たち、なんでもやります!」という宣言になっていると思っています。歌とダンスだけじゃなくて、俳優活動やバラエティ、いろんな方面で活躍したい。5人の個性もバラバラなので、いろんな方向からお客さんに楽しんでいただけると思うんです。得意なことがいっぱいある、いいとこ取りなグループになれるんじゃないかな、と思っています。

――例えばこの5人が一番可愛いとき、カッコイイとき、面白いときはどんなときですか?
山崎悠稀 可愛いと言えるのかわからないですが…ライブのMC中ですかね(笑)。本当に楽屋で話しているみたいに自然体だし、ファンの人たちとも楽しく話しています。
板垣瑞生 カッコイイときと言えば、やっぱりライブに向かう姿勢です。僕がステージに出られなかったとき、メンバーみんなが補ってくれたことにも感動したし、一緒にステージ上で踊りながらも、その姿を見てカッコイイなと思います。
塩崎太智 面白いところは…ライブで盛り上がる曲を、すごく真剣にやるところですかね。あと、MCは可愛いところでもありつつ、面白いところでもあると思います。
吉田仁人 コメディタッチな曲も、5人で一生懸命やっているのが結果的に面白いというか。面白い曲や衣装だったとしても、そこに僕らが本気で向かうから面白くなると思うんです。
佐野勇斗 最新シングル「テルネロファイター」のミュージックビデオも、最初はカッコ良くしようと思って撮影したんです。でも、それが逆に面白くなっていて…実はちょっとショックでしたね(笑)。

お芝居をしているときは、M!LKをやっていて良かったなと思います

――板垣くんは映画『ソロモンの偽証』や『アオハライド』、佐野くんはドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』(TBS系)や映画『ミックス。』など、メンバーは俳優としても活躍しています。俳優業とM!LKの活動は、ご自分の中でどう分けているんでしょうか。
板垣瑞生 人格を変えてやってます(笑)。無意識なんですけど、現場に行く服装から違うんですよ。俳優としての仕事は、出会う人も毎日違うし、撮るシーンも毎回違う。自分の中では「新しいものをやりにいこう」という感覚が強いですね。それに比べてM!LKの活動は、ひとつを極める感覚に近いのかな。両方とも、まったく違う楽しさなんです。
佐野勇斗 逆に僕は、ほとんど違いはないかもしれないです。俳優の佐野も、M!LKの佐野も、あんまり変わらない。プライベートで友だちと遊んでいるときもこんな感じなんです(笑)。とはいえ、どんな仕事のときも常に緊張はしているんですよ? 緊張しなくなったら終わりかなと思っているけど、M!LKに戻ってくるとホッとするんですよね。実家に帰った感覚に近いかもしれないです。

――俳優とM!LK、それぞれいい影響を与え合っていると感じることもありますか?
佐野勇斗 お芝居をしているときは、M!LKをやっていて良かったなと思いますね。たとえば200人のエキストラさんの前でうわっと泣くシーンでも、大勢の前でライブをやらせてもらっている経験があるから、他の方よりも慣れているというか、自分の演技をしやすいんです。あと、撮影現場では、大先輩の俳優の方の礼儀正しさを見たりして、さすがだ!と勉強にもなります。そういった在り方みたいなのを学んで、M!LKに持って帰りたいと思っています。

他のアーティストの方々と一緒にランキングに載るんだ…と実感

――さて、1stアルバム『王様の牛乳』がついに発売されます。みんなで楽しめるダンスナンバーからしっとりしたラブソングまで、本当に変幻自在なM!LKを見せた一枚になりました。
板垣瑞生 いち聴き手として、純粋にいいアルバムだなと思える作品になったと思うし、自分たちがやってきたことの再確認も同時にできました。これで僕たちのファンになってほしいというよりも、「すごくいいアルバムなんですよ!」って、いろんな方に聴いてもらいたいですね。
山崎悠稀 太智くんが和歌山、僕が名古屋に住んでいるんですが、まだ上京してないせいか、仕事というよりも、もっと楽しんで夢を追いかけている感じというか。でも、アルバムとして形になったものを見たら、M!LKもちゃんとした芸能人なんだなと思えてきて…(笑)。今までもシングルをリリースするたびに、他のアーティストの方々と一緒にランキングに載るんだ…と実感はしていたんですけれど、アルバムではその責任感がぐっと増えた気がします。
塩崎太智 「アルバムまだかな、まだかな」って思っていたんです。でもいざ作るときに、レコーディングする曲も多いですし、ワンマンライブ用に覚えるダンスの振りもたくさんあって。アルバムを出すって大変なことなんだなと実感しました。自分たちはもちろん、スタッフさんたちも頑張ってくださるし、それに勝る何かを返さなきゃいけないと思いました。

――この3年間の集大成でありながら、M!LKのスタートでもあるアルバムですよね。
佐野勇斗 まさにそうなんです! すごく好きな曲がたくさんある。初めて僕らを知る方々にも、この1枚で「M!LKはこういうグループなんだ」ってわかってもらえると思うし、デビュー曲の「コーヒーが飲めません」のときから応援してくれている方々にも、僕らの成長を感じてもらえると思うんです。発売後にライブがあるんですけど、僕らも3年間のいろいろを思いながらライブをやるし、みんなにもいろいろ感じてもらえたら嬉しいですね。
吉田仁人 まず、アルバムを1枚出すということが、グループとしてすごいことだと思うんです。半分は今までの曲だけど、もう半分の曲ではこれからのM!LKを見せている。1枚目は特に、いいものを作りたい。今回はちゃんと、想像以上のものができたと思うんですよね。僕らにとってもファンの方にとっても、忘れちゃいけないアルバムになった。ここからさらに成長するM!LKを楽しみにしていてほしいです!

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