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ORICON NEWS
ディーン・フジオカが語る、2017年は「新しいスタート」
世界見据えた作品作り「他の国でも人の記憶に残る作品になれば」
「今年はいろいろ挑戦する機会をいただいて、報道の仕事、音楽でもライブや制作活動を通して、それぞれの領域が交差する感じがありました。今まではひとつひとつが分離していたけど今年はいろいろな人のサポートもあって、自分が住んだり、活動してきた場所の流れと、今やっていること、そして今後の未来がつながっていくような基本の形ができてきた。これまでまいた種が芽生えて絡み合っていく感じですね」と充実感に満ちた表情をみせる。
コメディー演技で試行錯誤「受身の態勢から、全力で努力する」に変化
武井演じる究極にお人好しなお嬢様大学生・金坂澪との“水と油”コンビの化学反応で事件が思わぬ方向に転がっていく。千川の大きな特徴は“ダジャレ”を連発するところ。クールでカッコイイ表情の“脅迫”シーンに対し、そのダジャレや天然な澪とのどこか気の抜けたやりとりなどのコメディーシーンが全体のアクセントにもなってくる。
自身も映画監督を務め、演技についてもこだわりが強いイメージがあったが、監督に自分から意見を出すことは「基本的にはしない」と言う。「監督から『どう思う?』『何かない?』と振られたときにのみ答えています。自分が監督をやってから、俳優とは監督やプロデューサーが作りたいものをお手伝いする立場の人だから、とにかく受身の態勢から、全力で努力する…という考え方に変化しました」というのがディーン流の仕事論。そんな柔軟性と、世界に通じる作品にしたいという熱い思いを内に秘めながら、残る3ヶ月を全力で駆け抜ける。
<撮り下ろし写真:鈴木かずなり・(C)日本テレビ>