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天海祐希、ストレスは寝て解消!? 「1週間でも家に引きこもっていられる」
おじさまたちの“恐怖心”を見習わなきゃいけない
天海祐希 私たちの仕事は、最終目標がないんですよね。サラリーマンの方なら、昇進とか明確なビジョンがあるじゃないですか。ただ、自分の体力と気力の続く限りは1メートルでも先に進みたいです。だって“キントリ”のおじさまたちも、あんなにキャリアも実力もあるのに、いろんなものに興味を持って、まるでわんぱく小僧みたいなんですよ(笑)。おじさまたちを見ていると「あぁ、こういうことなのかな」って思います。
――「こういうこと」というのは?
天海祐希 私の目指しているところ、といいますか。おじさまたちは、「役をいただけるようになったのが遅かったから、いつそこに戻るかわからない恐怖心を持っている」とおっしゃっていたんです。だからこそ、慢心することもありませんし、役に対して正面から向き合い、いろいろ考えたり、工夫したり。あの姿勢を私も見習わなきゃいけないと思います。
宝塚時代から変わらない? ストレス発散法とは
天海祐希 厳しいこと、つらいことなんてあって当たり前ですから。それがない方が、私は恐ろしいです。逆に楽しいこともたくさんありますよ。「あの作品、面白かったです」と言われるとすごく幸せな気持ちになりますし、誰かの役に立っているんだと思えますから。
――連ドラが始まると日々お忙しくなると思いますが、天海さん流のストレス発散法はありますか?
天海祐希 もう、寝るだけです(笑)。朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて、何か食べてからまた寝ます。どうしても連ドラをやっていると、つい朝早く起きちゃうんですよ。でも、そのサイクルを崩すのも良くないので、一度起きてからまた寝ますね。「もう一度寝られる〜」と思うと、すごく幸せな時間。仕事がなかったら、1週間でも家に引きこもっていられるんじゃないかな。
――ちなみに寝てストレスを発散するのは、昔からでしょうか?
天海祐希 いや、そんなことないですよ。高校生までは普通の女子高生だったので、宝塚に入ってから一変したんじゃないかな。でも宝塚時代は、よくみんなでご飯を食べに行ったり、カラオケにも行ったりしていましたね(笑)。
(文:今 泉 写真:草刈雅之 スタイリスト:篠塚奈美 ヘアメイク:竹下フミ)
ドラマ『緊急取調室』
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