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2016年ブレイク女性アーティストランキング

 2016年もいよいよ終わりの時期が近づいた。振り返ると音楽シーンは、アイドルを筆頭に女性アーティストの活躍が際立った印象があるが、一体どんな若手女性アーティストがブレイクしたのか? ORICON STYLEが10〜50代の男女1000名を対象にアンケート調査を行った結果、結成わずか半年で鮮烈なデビューを果たし、瞬く間に音楽シーンを席巻。大みそかの『第67回 NHK紅白歌合戦』にも異例のスピード出場を果たす【欅坂46】が1位に選ばれた。

デビュー曲のインパクトと新鮮な存在感でブレイク

  • 欅坂46

    欅坂46

  • (左から)菅井友香、平手友梨奈、鈴本美愉(撮影:ウチダアキヤ)

    (左から)菅井友香、平手友梨奈、鈴本美愉(撮影:ウチダアキヤ)

 4月6日に発売したデビューシングル「サイレントマジョリティー」が、オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得。女性アーティストのデビューシングル初週売上としても、歴代1位を記録した【欅坂46】。「ファーストシングルがとても話題になった」(東京/10代・女性)、「シングルがヒットしていたから」(京都/10代・女性)と、特に“同世代”から票数を伸ばした。また、渋谷の工事現場で撮影された同曲のミュージックビデオ(MV)も注目を集め、「デビュー曲のMVが与えたインパクトがすごかった」(滋賀/30代・男性)、「動画再生回数がすごい」(福岡/20代・女性)との声も。アイドルなのに笑顔を見せないという異色さと、整然と踊る振り付けは、従来のアイドル像とは一線を画したものとして衝撃を与えた。

 この夏には初主演ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』(テレビ東京系)が放送されたほか、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2016」、「@JAM×ナタリー EXPO 2016」など数多くのイベントやフェスにも出演。ハロウィンイベントでは衣装問題もあったが勢いは衰えず、年末には「COUNTDOWN JAPAN 16/17」、そして『NHK紅白歌合戦』への出演が決定している。

 ブレイクの要因は、CDデビュー前から冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)でオーディションの様子やデビューまでの成長の過程が放送されていたことが挙げられる。特に、当時14歳のセンター・平手友梨奈の凛とした存在感、大人に対して反旗を翻すような独自の世界観が、身近でありながら憧れの存在として、同世代の女性から多くの支持を集めているようだ。

女優とアーティストの両輪での活躍に評価

  • 大原櫻子 (撮影:西田周平)

    大原櫻子 (撮影:西田周平)

 2位は、月9ドラマに出演するなど女優として活動するほか、アーティストとしても10月に日本武道館での初ワンマンライブを成功させるなど、女優とアーティストという二足のわらじで活躍する【大原櫻子】。2013年に映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロイン・小枝理子役として、5000人の中からオーディションで選ばれて映画デビュー。

 翌年に大原櫻子としてソロアーティストデビューして以降は、女優とアーティストの両輪で活躍する。1stアルバム『HAPPY』は、10代ソロアーティストの1stアルバムとしては家入レオ以来となる、オリコン週間アルバムランキングTOP3入りを記録。テレビ出演としては、ドラマ『恋仲』と『好きな人がいること』(フジテレビ系)と2年連続で月9ドラマに出演したほか、CMにも引っ張りだこで、『DHC薬用アクネコントロール』シリーズなどには本人が出演するだけでなく歌声も披露。コロプラ『白猫プロジェクト』には「大好き」など、これまでに3曲がCMソングとして起用されている。

 寄せられたコメントを見ても、「歌手としても女優としても注目された」(埼玉/40代・女性)、「ドラマに歌手によくテレビに出ていた」(京都・30代・男性)、「CMソングでも抜てきされて、彼女の歌唱力の高さには驚きました」(兵庫/10代・女性)、「CMのタイアップで歌をよく耳にするようになった」(岡山/30代・女性)との声が多数。昨年末に『第66回 NHK紅白歌合戦』への初出場も果たし、爽やかで清潔感のあるハツラツとしたキャラクターと、アコースティックギターをかき鳴らしながらの爽快な歌声が、今年はよりテレビを通してお茶の間に浸透したと言える。

SNS、ニュース、週刊誌……多彩なメディアで知名度拡大

  • 水曜日のカンパネラ・ボーカルのコムアイ (C)ORICON NewS inc.

    水曜日のカンパネラ・ボーカルのコムアイ (C)ORICON NewS inc.

 3位は、独特の世界観を持った音楽性とボーカル・コムアイの個性的なキャラクターで、海外でも評価を得ている【水曜日のカンパネラ】。コムアイを中心としたユニットで、2012年から活動を開始。テクノ、エレクトロ、ヒップホップなど多彩なジャンルを融合させた音楽性と、毒を含んだ歌詞の世界観、アーティスティックな感性を持ったライブパフォーマンスが話題を集め、今年6月にEP『UMA』でメジャーデビューを果たした。

 独特の世界観を持っていることからSNSなど口コミで人気が広まったほか、「SUMMER SONIC 2016」など主要の野外フェスに多数出演しており、そこで“いちげんさん”のハートもキャッチ。「フェスでの盛り上がりがすごかった」(北海道/30代・女性)、「初めて観たときに衝撃的だった。声も曲も不思議だけど耳に残る」(神奈川/40代・女性)、「一度見ると忘れられないぐらいインパクトがあった」(東京/30代・男性)などと、独特の音楽性とキャラクターが幅広い世代に驚きを持って受け入れられたようだ。

 また、「雑誌などに取り上げられることが多い」(茨城/50代・女性)、「NHKの朝7時のニュース番組内で特集を放送していた」(兵庫/50代・女性)との意見もあるように、実際にテキサス「SXSW」やサンフランシスコ「J-POP SUMMIT 2016」などの海外イベント出演の様子がニュースに取り上げられたり、松本人志の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したり。テレビのワイドショーやニュース、週刊誌で多く取り上げられたことも、名前が広まる一因になった。

若い世代の“顔の見える活動”がブレイクの要因?

  • BABYMETAL(左から)YUIMETAL、SU-METAL、MOAMETAL (C)ORICON NewS inc.

    BABYMETAL(左から)YUIMETAL、SU-METAL、MOAMETAL (C)ORICON NewS inc.

  • Little Glee Monster (撮影:草刈雅之)

    Little Glee Monster (撮影:草刈雅之)

 そのほか上位には、2度目のワールドツアーを行い、日本人で初めて英ロンドンの名門、ウェンブリー・アリーナでライブを行ったことでも注目された【BABYMETAL】が4位。月9ドラマ『ラブソング』(フジテレビ系)でヒロインを演じたり、福山雅治が楽曲を提供したりと話題性が高かった【藤原さくら】が5位に登場。6位は本人たちが出演したCMで聴かせた美しいハーモニーが好印象だった【Little Glee Monster】。9位は人気音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演したことも話題になった【藍井エイル】。11月5日の日本武道館公演をもって無期限で音楽活動を休止するが、アニソン人気の裾野拡大に貢献した。

 10代・20代前半を中心に、若い世代が上位に名を連ねる結果となった。アーティストとしての実力はもちろんだが、ドラマやCMなどメディア露出の多いアーティストが目立っていることから、“顔の見える活動”もブレイクに欠かせない要素といえそうだ。

(文:榑林史章)
【調査概要】
調査時期:2016年10月12日(水)〜10月17日(火)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

2016年ブレイクアーティストランキング(女性部門)TOP10

欅坂46

  • 「サイレントマジョリティー」がすごく売れた(京都/10代・女性)
  • デビュー曲が印象に残るいい曲だった(神奈川/20代・女性)
  • CD売上の記録も作り、冠番組も絶好調(神奈川/40代・男性)

欅坂46

1

大原櫻子

  • 歌も芝居も頑張っていた(兵庫/30代・女性)
  • 歌手としても女優としても注目された気がする(埼玉/40代・女性)
  • 安定したヒット曲を出し、安定した歌声の持ち主(大阪/50代・男性)

大原櫻子

2

水曜日のカンパネラ

  • スマスマで歌ったのが印象に残った(秋田/20代・女性)
  • フェスでの盛り上がりがすごかった(北海道/30代・女性)
  • 独特な世界観が頭から離れないから(千葉/30代・女性)

水曜日のカンパネラ

3

BABYMETAL

  • 世界レベルで凄い活躍をしている(千葉/30代・女性)
  • 日本人初ウェンブリーでの単独や活躍が凄まじい(滋賀/30代・男性)

BABYMETAL

4

藤原さくら

  • デビューしてすぐに、連続ドラマ主演になった(兵庫/40代・女性)
  • ドラマのヒロイン役でブレイクした(三重/50代・男性)

藤原さくら

5

Little Glee Monster

  • CMや音楽番組で存在感を出し、歌唱力がすごい(東京/20代・女性)
  • 歌唱力がすごくて元気をもらえる(東京/40代・女性)

Little Glee Monster

6

知英

  • ドラマに歌手とよく見かけた(大阪/30代・女性)
  • 月9主題歌など異国で頑張っている(岩手/30代・男性)

知英

7

Flower

  • グループとしてはもちろん個人でも人気(北海道/10代・女性)
  • テレビで聴く曲やCMなど、よく使われている(福岡/40代・女性)

Flower

8

藍井エイル

  • アニメソングで見かけることが多かった(千葉/30代・男性)
  • アニメの曲が全てヒットしているから(大阪/40代・男性)

藍井エイル

9

生ハムと焼うどん

  • ナカイの窓に出てたから(岡山/30代・女性)
  • 勢いが凄い(神奈川/20代・男性)

10

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