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中山優馬インタビュー『演じやすかったから…きっと僕自身もヘタレなんだろうなって(笑)』

ソロとしてのアイドル活動のほか、俳優としても活躍の場を広げる中山優馬が『ホーンテッド・キャンパス』で映画初主演。これまで変人役が多かったという中山が挑んだのは、ヘタレな普通の大学生。役に共感して(?)素のリアクションが出てしまった撮影エピソード、ソロ活動でのプレッシャー、俳優業への向き合い方など今の想いをたっぷりと語ってくれた。

新鮮で楽しかった“普通に”を意識して演じたヘタレ役

――青春ドラマとホラーの要素が融合した本作。オファーを受けたときどう思いましたか?
中山優馬僕、ホラー映画は観ないんですよ。怖いから(笑)。だから“どんな感じなんだろう?”って思ったんですけど、出演したい気持ちはあったので、初挑戦っていう感じがしてすごく楽しみでした。

――完成作を観てどうでしたか?
中山優馬試写を観ているとき、隣にいた謙ちゃん(共演の安井謙太郎)が時々ビクッとしてて、イラッとしました。“自分も出てるやん!”って(笑)。でも、僕も思っていたより怖かったです。“キリコ”という霊が出てくるんですけど、それがすごく怖くて……。完成した作品を観たときもそうなんですけど、撮影中も怖かったんです。メイクで作った顔で現場に「おはようございまーす」って入ってくるので、いつも“こわっ”と思っていました(笑)。

――中山さんが演じた八神は、霊が見えてしまう大学生。霊を見ておびえるヘタレなシーンなど、コミカルなお芝居も多かったですね。
中山優馬八神は、霊が見えてしまうところが普通じゃないだけで、あとはごく普通の大学生なので、“普通に、普通に”と意識して演じていました。今まで陰のある役や変人役が多かったので、ヘタレな役っていうのが新鮮で楽しかったです。思ったよりも演じやすかったので、きっと僕自身もヘタレなんだろうなと思って(笑)。

――どんなところがヘタレなんですか?(笑)
中山優馬虫とかがダメなんですよ。劇中で八神がお化けを見てビビりますけど、僕も虫を見たらああなります。というか、あれを超えますね(笑)。たとえば蚊だったら、血を吸われるのはまあいいんですけど、吸っているところを見せないでくれって……。ゴキブリとか、もう最悪ですね(笑)。

大事に大事に撮っていく濃厚な時間を過ごした

――では、劇中ではわりと素のリアクションやアドリブも?
中山優馬そうですね。自分で思ったリアクションをして、あとは監督の返事を待つ感じでした。本番だけじゃなくて、テストでも何パターンかやって。印象的だったのは、酔っぱらったシーン。酔い方をいくつも試してみたんですけど、やっているうちに楽しくなって、ついいろいろなことをやりたくなっちゃって(笑)。カメラマンさんとかスタッフさんが、それを真剣な顔で見ているっていうギャップもおもしろかったです(笑)。

――ところで、映画に出るのが前からの夢だったそうですが、それはどうしてですか?
中山優馬大きいスクリーンに映るものだし、お客さんに時間とお金をかけて観ていただくものだから。それだけの価値がある作品に挑戦したいと思っていたんです。なので、お話をいただいたときは“よっしゃ!”って。現場でも、1時間半という上映時間にすべてをかけて、大事に大事に撮っていくから、より濃厚な時間を過ごしたと感じました。それは初日から現場の絆ができていないと成立しないことなので、そこは意識しながらやっていました。

――現場ではどんなことを心がけていたんですか?
中山優馬現場にいる全員の方の名前を覚えて、なるべくたくさんしゃべるようにしました。共演者の方々とはお芝居のことを話したり、今まで出た作品で大変だったことを聞いたりして。(竹本聡志)監督も、今までバラエティとかを撮っていた方というのもあって、すごくおもしろい方だったんです。監督のボケで現場が明るくなったりして、すごく楽しい雰囲気でした。

――同じ事務所の安井くんとも仲が良さそうでしたよね。
中山優馬キャストのなかでは安井くんはイジられてて、僕もイジる側だったので、安井くんは大変だったと思います(笑)。最初に僕が安井くんの呼び方を決めようって言って、“謙ちゃん”にしたんですけど、なんとなくイジられやすい呼び名じゃないですか。きっと“安井くん”だったらイジられていないですよね(笑)。

スキルでは勝てないから自分の引き出しを増やそうという気持ち

――共演者の方とは、一緒に食事に行ったりもしているんですよね?
中山優馬撮影中に男性キャスト陣でご飯に行きましたし、撮影が終わってからもお付き合いをさせていただいています。監督や謙ちゃんとご飯に行って、「次はこんな作品がやりたいね」って話したりとか。お仕事の現場で話せる内容の範囲って限られるから、僕はお仕事で仲良くなった人とは、そのあとも長く付き合いたいタイプです。

――ソロコンサートや舞台でもそうですが、座長として作品にかかわることが多いですよね。そういうなかでプレッシャーを感じたりすることは?
中山優馬(事務所の)外部の舞台に出演させていただくとすごく思うんですけど、ほかの役者さんは自分よりスキルのある方ばかりなので、スキルで勝てることって何もないんです。だからプレッシャーはなくて、勉強させてもらおう、いいところを盗もう、自分の引き出しを増やそうっていう気持ちが強いです。この人たちがいるから大丈夫だって。ここ最近はずっとそんな感じで、そもそも自分が座長だと思っていないんですよね。

――また映画に出るなら、どんな作品をやりたいですか?
中山優馬もちろん映画にはまた出たいです! できるなら、この作品の続編をやりたいです。

――ここ最近でもジャニーズ事務所の若手の方々が映画界ですごく活躍していますよね。
中山優馬すごいなあって思いますけど、自分はまだそのレベルじゃないから、ライバル視するってこともなくて。ただ、山田涼介くんとはちょこちょこ予定を合わせて会っているので、お芝居のことを話したりはします。

――俳優業をやっていくうえで、“こうなりたい”と思う存在っているんですか?
中山優馬とくにいないんですけど、ジム・キャリーは大好きです。かわいらしくて少年のようなところが好きですね。僕もあんなふうになれたらいいなと思います。
(文:加藤 恵)

ホーンテッド・キャンパス

 怖がりなのに幽霊が視えてしまう八神森司(中山優馬)は、高校時代不吉な影に狙われている後輩・灘こよみ(島崎遥香)に出会い恋をするが、臆病な性格から告白もできずに卒業してしまう。そして一浪の末に大学へ入学すると、片想いのこよみと再会する。胸をときめかせる森司だが、こよみは幼馴染みの知り合いがいるからとオカルト研究会に入ることになる。高校時代に起きた“ある事件”のことでこよみを放っておくこともできず、森司は彼女を守るために嫌々ながらもオカルト研究会に入ることに……。

監督:竹本聡志
出演:中山優馬 島崎遥香 大野拓朗 高橋メアリージュン 安井謙太郎
2016年7月2日(土)全国ロードショー
(C)2016「ホーンテッド・キャンパス」製作委員会
【公式サイト】(外部サイト)

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