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安田顕、これからは取材に真摯に向き合う!?「TEAM NACS延長線上に今の自分がある」

ドラマや映画での怪演でもすっかりおなじみ、日本のエンタテインメントシーンで唯一無二の存在感を放つ安田顕。ゲスト声優として初参加した『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』では、謎の多い“夢の研究者”を好演している。そんな安田が、現在の俳優業とTEAM NACSメンバーとしての活動への想いを熱く語ってくれた。故郷・北海道への愛もあふれだす!

型にはまってない“自由”な部分が魅力

――人気アニメ『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』に声優として参加された心境はいかがですか?
安田『クレヨンしんちゃん』が今年で25周年を迎えることを知って正直驚きましたし、歴史ある作品に参加させていただけて光栄に思いました(劇場版は24作目)。自分の子どもと一緒に観られるアニメに声優として出演できるのは非常に嬉しいことです。完成した作品を観たときは「ユメミーワールドってこんなふうになっていたんだ!」と大人の僕でも感動しましたし、いままで以上に『クレヨンしんちゃん』のファンになりました。

――安田さんが演じた夢の研究者・貫庭玉夢彦はとっても素敵な声でウットリしました。演じてみていかがでしたか?
安田台詞に「ギャー!」とか感嘆詞がけっこうありまして、そこに気持ちを出さないといけないことも多かったんです。そういうことを瞬時にできる声優さんとご一緒することで、声優というお仕事のすごさを改めて感じました。
――『クレヨンしんちゃん』の魅力をどんなところに感じますか?
安田多くの方から長く愛されている理由は、“自由に作っている”ところにあると思うんです。おバカなこと満載であっても、実はそれは子どもたちを笑顔にしてくれることだったりするんですよね。そういう型にはまっていない自由な部分が魅力だと思います。

――夢彦は娘を持つ父親ですが、同じように娘を持つ父親として役に共感する部分もあったのではないでしょうか?
安田そうですね。そういう意味では共感できる部分はたくさんありました。映画をご覧になる方もお子さんがいらっしゃる方が多いと思うので、きっと僕と同じように夢彦に共感できるのではないでしょうか。

――今作は、しんちゃんをはじめいろいろな人の夢が登場しますが、安田さんが見てみたい夢はありますか?
安田ふっと思いついたんですが、それをこの場で言ったらとんでもないことになるのでやめておきます(笑)。インタビューにとても載せられないような夢なので……。
――話しても大丈夫な内容の夢でお願いします……(笑)。
安田サマージャンボ、ドリームジャンボ、年末ジャンボ、ロト6すべて当選する夢とかいいですね。ひとつだけじゃなくて、全1等で(笑)。

――今作では声優にチャレンジしていますが、他にやってみたいことはありますか?
安田現場まで自転車で通いたいです。自転車を漕いでいると余計なことを考えなくていいですし、楽しいんです。人にぶつからないように注意して走っていれば現場まで何も考えずにいられますから。

TEAM NACSではそれぞれの距離感を保って過ごす

――TEAM NACSのメンバーとしても活躍されていますが、個人での活動時とは気持ちの違いをどんなところに感じますか?
安田TEAM NACSではおバカなこともすれば、舞台で真剣なお芝居もやっています。その延長線上に今の自分の仕事への取り組み方があるのかなと。なので気持ちの違いというのはないかもしれません。華やかで憧れるような世界や、素敵だなと思える時間をお客様に感じて欲しくてやっていますが、本番までの作業や準備は地味だし大変なことも多い。それでも大人たちが睡眠時間を削ってぶつかり合いながらおもしろいものを作ろうと思えるのは、それを楽しみにしてくださるお客様がいるからです。その想いは、TEAM NACSでもひとりで役者として活動しているときも同じです。

――TEAM NACS時代からずっと応援しているファンの方もたくさんいますしね。
安田ここまで長く応援してくださっている方々に対して、言葉にならないほどの感謝の気持ちがあります。ドラマに出演していても、テレビの向こう側にいるファンの方をどこか意識する部分はありますし。もちろんいろいろな出逢いや縁で現場に呼んでいただくことも多いので、そういった方々にも感謝しつつ、根底にあるのはやはりお客様なんです。TEAM NACSのようなオッサンたちを長く応援してくださるなんて感謝の気持ちしかないですから。

――TEAM NACSのメンバーとは、それぞれのお仕事で現場で会うことも?
安田全員が全国各地バラバラで仕事することも多いですから、現場で会うことはほとんどないですね。
――舞台でご一緒のときはどんなお話をされるんですか?
安田これだけ長く一緒にやっていますので、それぞれの距離感を保って過ごす感じです。TEAM NACSのことをそれぞれが大事にしつつ、お互いの現場での過ごし方を尊重しているというか。なので、話をしたくないときは、まったく話さなかったりすることもありますが、自分たちのモチベーションとしてTEAM NACSを続けていきたいという気持ちは変わらず持っています。

――安田さんご自身がこんなふうになりたいと思う願望はありますか?
安田取材の一つひとつの質問に真摯に向き合って答えていける自分でありたいです(笑)。

――TEAM NACSの活動ににじみ出ていると思うのですが、故郷・北海道への想いはやはり特別なものがありますか?
安田もちろんです。北海道への思いを活字にしてしまうと、自分の気持ちがあふれ出てしまうのではないかというぐらいあります。たとえば20〜30代で「僕は北海道の人間です」と声高に叫んだ人間が、40代になって結婚して子どもを産んで東京に住んだとしても、北海道への想いが変わったのかというとそうではないですよね。突き詰めて考えたら、仕事があるところに人は住むわけで、生まれた場所が故郷というのは変わらない。自分にとって故郷が大事という気持ちはみんなと同じです。ただ“北海道への思いを大事にしている”という部分をファンの方が応援して支えてくださっているところもあるので、その気持ちはこれからも忘れずに大事にしていきたい。どんなに忙しくても北海道でのお仕事はやっていきたいと思っています。
(文:奥村百恵/写真:逢坂 聡)

映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃

 風間くんは政治家、ネネちゃんはアイドル、マサオくんは漫画家、ボーちゃんは石……? “みたい夢がみられる”夢の世界で、しんのすけたちカスカベ防衛隊がほほーいと大フィーバーと思いきや「夢」には「悪夢」という恐ろしい一面があり、人類の安眠は彼らに託された……。

監督:高橋渉
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ 安田顕
2016年4月16日(土)全国東宝系にて公開
(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016
【公式サイト】(外部サイト)

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