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芳根京子インタビュー『2016年、最注目女優はオーディション荒らし!?』

 昨年放送されたドラマ『表参道高校合唱部!』(TBS系)で1000人の中から主演に抜擢されたのを筆頭に、映画『先輩と彼女』、『幕があがる』の映画&舞台へのダブル出演など、たちまち注目女優の仲間入りを果たした女優・芳根京子。各作品のオーディションに彼女が現れると、他の女優が白旗を上げてしまうという“オーディション荒らし”の異名を持つ。そんな彼女にORICON STYLEではインタビューを敢行。大成する女優に共通する気概を大いに感じることができた。

初の恋愛映画を経験「不安もあったけど、“人間らしい部分”を出そうって」

――ヒロインとして出演された、映画『先輩と彼女』がDVDとして発売されましたね。これは2015年の初頭に撮影されたんですよね?
芳根京子はい。2015年の2月にクランクインだったので、ちょうど丸1年ですね。私にとって2015年が本当に濃い1年だったので、まだ1年前なんだぁって思います。

――本格的な恋愛作品は今作が初めてだったんですよね?
芳根そうなんです。しかも、原作もののキャラクターを演じることも、この作品までなかったので、正直不安はありました。沢山の方に愛されている作品なので、ファンの皆さんが納得する“理想のヒロイン”になれるかどうか? 壊しちゃいけないという思いが凄く強くなってしまって……。でもそこは、監督としっかり話し合って、「人間らしい部分は出してほしい」ということを仰って頂きました。それは、原作をしっかりと再現しながらも、私たちにしか出来ない『先輩と彼女』を作っていこうということだったと思います。

――実際に作品として『先輩と彼女』を観て、どんな感想を持ちました?やっぱり気恥ずかしさはあります?
芳根やっぱり観る前は恥ずかしさもあったんですけど、いざ観賞したら作品として凄く楽しく観れました。自分の演技はちょっと気になりますけど(笑)。

――いち観客として観れたと。
芳根そうしないと恥ずかしくて観れなかったのかも(笑)。ちょうど、『先輩と彼女』を鑑賞したのが『表参道高校合唱部!』(TBS系)のクランクイン直後だったんです。あの時から今現在までの短期間で、成長と言ったらおこがましいですけど、一歩ずつ前には進めてるのかなって思います。もちろん、振り返ると、反省点もたくさんあるんですけど、あの時の全力を出し切った作品なので、後悔や悔いはないです。

――周りからはどのような感想をもらいました?
芳根私の幼馴染で、少女漫画や恋愛映画が凄く好きな子がいるんですけど、「映画観て泣いた!」って言ってくれたのは、「よし!」ってなりました(笑)。

――それは嬉しいですよね!
芳根はい! 私の事を一番知っている友人が、ちゃんと作品に入り込んで泣いてくれたというのは、凄く嬉しかったです。

恋愛作品を演じるにあたって、明確な“好きになる瞬間”が欲しかった

――私も今回、改めて『先輩と彼女』を観たんですけど、もう眩し過ぎて自分の汚れ具合に嫌気がさすというか(笑)。こんな高校生活だったらな〜という羨望と嫉妬が渦巻いて(笑)。
芳根アハハハハ! でも、確かに理想ではありますよね。

――ヒロインの都築りかちゃんって、純真無垢で天真爛漫じゃないですか? 原作を読んでも「こんな子存在するのかな?」という疑問も正直あったんですけど、口調や仕草などの細かい演技も含めて見事に具現化されたなって思います。それが先ほど芳根さんが監督と話し合ったという「人間らしさ」の部分なんでしょうね。
芳根ありがとうございます! 王道なストーリーだからこそ難しさもあったんですけど、観て頂いた方には共感してほしいと思っていたので、どう演じるかについては、監督と徹底的に詰めていきました。ちょっと言い方が難しいんですけど、演じるキャラクターではあるんですけど、実際に“存在”したかったんです。

――“実在”するためには一定以上のリアリティが必要ですよね。先輩に一目ぼれして、でも、抑制しなければいけないって葛藤する場面なんかは、40手前のオッサンでも凄く共感できましたよ(笑)。
芳根嬉しいです(笑)。リアルって言葉を聞くと演じて良かった! って思います。恋愛作品を演じるにあたって、明確な“好きになる瞬間”が欲しかったんです。“人が人を好きになる瞬間”って必ずあると思うので、そこをきちんと描かれてないと観ている方も「あれ?いつのまに……」ってなっちゃうと思うんです。ですから、そこは監督と時間をかけて話し合いました。

――“好きになる瞬間”ってそこまで劇的なものではないかも知れないけど、しっかりと映し出すことで、“好きになった理由”を明確にする。原作を踏襲しつつも劇場作品としてもしっかりと独立しているのは、そういった理由があるんですね。
芳根そうですね。私にとっても初めての恋愛作品と言うことで不安もありましたけど、忘れられない作品になりました。

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