2015-10-30 (更新:2023-08-28) ORICON NEWS その未来感に圧倒されること間違いなし! 「Autodesk Gallery Pop-Up Tokyo」 1989年公開の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPARTII』で主人公がタイムトラベルしたのが2015年10月21日だったこともあり、クルマ型タイムマシン「デロリアン」の再現プロジェクトや、ナイキの自動で靴ひもが締まるスニーカーの発売、空を飛ぶボード「ホバーボード」の実現など、映画内に出てきた未来の製品の話題に事欠かなかったここ最近。このように、実際のところ現代のモノづくりはかなりすごいところまで来ていて、いま東京・表参道では、その未来的な最新テクノロジーを見て、体感できるギャラリーがオープンしている。 「Autodesk Gallery Pop-Up Tokyo」がそれで、「The Future of Making Things─創造の未来─」をテーマに、プロダクトデザインや社会インフラ、エンタテインメント、アート、ファッションなど、幅広い 分野から40を超える展示がなされている。同ギャラリーは、3Dデザインソフトウェアを提供する世界的企業、「Autodesk」が行うもので、同社はアメリカのサンフランシスコに、同社のソフトを使用して つくられた革新的な製品やプロジェクトのギャラリーを常設。同様の主旨のもとにアメリカ以外でギャラリーを開催するのは、今回が2回目となる。 トヨタが開発した、バイクとクルマを融合したような電動3輪パーソナルモビリティ 電気信号によって 制御できる美しいデザインの義手、「HACKberry」 会場内には、トヨタが開発した、バイクとクルマを融合したような電動3輪パーソナルモビリティ、「i-RORD」や、イクシー株式会社による、筋肉が緊張したときに自然発生する電気信号によって 制御できる美しいデザインの義手、「HACKberry」、3000個超のパネルを5000個近いヒンジで つなげたナイロン製ワンピースを3Dプリントしてつくる「キネマティクス ドレス」などなど、興味をそそられるものやデザインなどが、その開発ストーリーとともにズラリと並んでいる。また、上階には最新の デザインソフトや3Dプリンタ、レーザーカッターなどを体験できるワークショップも同時に開催。設計や デザインの道を志す人はもちろんのこと、どんな人であっても、必ずやその未来感に驚き、ワクワクするはずだ。 ロボットを使用するインスタレーション『day2day』。共有の思いを画像へ変換して、時間と場所の美しさを表現 3Dプリンティングとの組み合わせでジェネレーティブデザインを実現させた『Within ラボ』では、進化論のアルゴリズムを採用 開催は11月8日(日)までで、時間は平日が12:00〜18:00、土日祝日は11:00〜18:00。場所は、Ba-Tsu Art Gallary(東京都渋谷区神宮前5-11-5)で、入場無料(一部 イベントは事前登録制)。詳細は、http://www.autodesk.co.jp/campaigns/tokyo-pop-up-gallery(外部サイト)まで。 タグイベント社会・科学 あなたにおすすめの記事