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篠原信一インタビュー『柔道現役時代もいまもなにも変わっていない』

バラエティ番組やイベントなどにひっぱりだこ。いまや柔道家よりタレントとしての顔のほうが一般的になっている篠原信一。そんなエンタテインメントシーンで幅広く大活躍中の篠原に、ブレイクのきっかけになった中居正広との仲などこれまでの芸能活動のウラ話をじっくりと聞いた。アニメ映画『ポケモン・ザ・ムービーXY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」』での声優初挑戦についても語る。

<動画インタビュー>自由すぎるトーク?柔道家&タレントの素顔

僕は「ガオー」っていうイメージでしょ?

――いままさに飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍中ですが、今回の声優オファーを受けたときはどのように思いましたか?
篠原話をもらったときは人間の役かなと思っていたら、ヒポポタスというモンスター役でした。セリフは「ヒポー」っていう一種類なんですけど(笑)。かわいいキャラクターだから、僕にはあわないのかなと心配したんですね。僕は「ヒポー」より「ガオー」っていうイメージでしょ? でも、監督から「篠原さんなりのヒポポタスでいいんですよ」と言っていただいてやりやすかったです。決まったときは、子どもに言っていいのかわからなかったので、ひとりでこっそり準備していました。その後、『ポケモン』に出るんだよって話したら、「すごい!」って喜んでくれました。
――篠原さんは、声優は初めてですか?
篠原番組のなかで声の演技をしたことはありますけど、声優として作品に参加するのは初めてです。でも、大人気の『ポケモン』シリーズに出させてもらうとは思っていませんでした。この映画に出演したことでいろいろな番組に呼ばれたりして、とてもありがたいですね(ポケモンの人形に向かって「ありがとうね」)。

――最近、本当にバラエティなどでご活躍ですが、テレビにたくさん呼ばれるようになったきっかけというのはあったんですか?
篠原たぶん、現役時代や監督時代には、寡黙で怖くて厳しそうというイメージがあったのが、最近はそれが払しょくされたから呼ばれるようになったのかなと。しゃべるとしょーもないことばっか言いよるなっていうのが知られるようになりましたし。でも、自分としては、現役のときも監督のときも、このままだったんですよ。何も変わっていないです。

考えると緊張してしまうので(笑)

――よく篠原さんのブレイクには、SMAPの中居正広さんが関係していると言われていますけど……。
篠原以前、中居くんがオリンピック番組のキャスターをしていたとき、僕が解説をしていて、そこで初めてお会いしました。同級生ということもあって意気投合して、楽しくやらせてもらったんですね。で、僕が最近テレビに出だしてからも、中居くんの番組に呼んでもらったりして。中居くんが僕をプロデュースしてくれたというふうに言われたりしていますけど、正確にはそうではないです。僕からしたらすごくうれしいしラッキーなんですけど、中居くんには迷惑かけたらいけないなと思ったりしています。

――そうだったんですね。テレビに出ていて、何か意識したり心がけたりしていることってありますか?
篠原時間に遅れないようにとか、最低限の気を張っているくらいですね。バラエティでは素を出しているだけで、ここをどうしようとかそういう感じではないんですよ。でも、テレビに出させてもらっていると、ほんとに皆さん個性があって場を回していくのもうまくて、勉強になっています。

――現役時代からいまと変わりがないということですけど、柔道は勝負の世界ですし、家での緊張感なんかは違うんじゃないですか?
篠原それがあまり変わらなくて。試合前も家ではいっさい緊張感は出さなかったので、傍から見ていると「明日試合なの?」って思うくらいではなかったかなと。どっちかというと、僕は考えると緊張してしまうので、ふつうの生活をして、試合から離れようとしていたんです。考えすぎると頭がついていかないので……。あれ?「そんなことないですよ」とかないんですか?(笑)

――すみません、普通に聞き流してました(笑)。学生時代とかはどうでしたか?
篠原先輩がピリっとしていたので、そういう緊張感はありましたけどね。

――学生時代は、上下関係が厳しいと思いますが、篠原さんはどんな先輩だったんですか?
篠原先輩が厳しいから「こんな思いするんやったらやめよう」と思う人もいますが、僕の場合は3倍くらいにして後輩に返していましたね(笑)。いやでも、学生時代はそれなりに厳しかったですけど、社会人になってからは、学生時代のような接し方はしていないです。

おいおい目標を持ってやっていければ

――篠原さんは、オリンピックのときの発言などもすごく注目されてましたが、潔くてかっこいいイメージがありましたよね。
篠原それは間違いないですね。いや(笑)、ホントのところは、なんでも人のせいにしてばっかりですよ。

――やっぱり、バラエティでお見かけするのと同じくらい発言の切り替えしが早いですね(笑)。
篠原でも、僕は集中力がないので、ちょっと油断していると「なんでしたっけ?」ってなることは多いんです。よくバラエティでも「聞いてた?」ってつっこまれたりして。

――でも、世界を舞台にしていた人は、ほかの人とは違う集中力とか、練習のやり方などがあったのではないかと思うのですが。
篠原柔道に関しては、両親のおかげで体格には恵まれました。でも柔道のセンスはまったくなくて、大学生までは「どんくさい」って言われていて。それが、大学3年のときに大会で優勝して、そこから「俺は世界選手権やオリンピックでメダルをとるんだ」と決意しました。それまでは、先輩や先生が怖いからイヤイヤ練習していたんですけど、そこからは自分から進んで練習するようになって、内容や密度が濃くなったと思います。

――柔道でも、大学3年で転機があり、芸能界でも40歳過ぎてからブレイクしたりと、比較的「遅咲き」なイメージもありますが、そこに対してはどう思われますか?
篠原目標に向かっていくうえで、早くても遅くてもそこに到達できれば同じことだと思います。最終的に目標に達することが大事です。

――では、これからの目標をどう考えてますか?
篠原いまは、呼んでいただける仕事を楽しくやらせてもらっている段階です。いろいろ吸収しながら、おいおい目標を持ってやっていければいいなと思っています。
(文:西森路代)

ポケモン・ザ・ムービーXY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」

 サトシとピカチュウたちは旅の途中、“なんでも取り出すことができるリング”を持つ幻のポケモン・フーパと出会う。いたずらっ子のフーパは、その不思議なリングでいろんなものを取り出しては、みんなを驚かせていた。無邪気なフーパと仲良くなったサトシたちは、一緒に旅をすることに。一方、砂漠の街デセルシティでは、かつて街を壊したポケモンが封印されているという「いましめのツボ」に異変が起きていた。ツボからは邪悪な気配がただよい、やがて大きな影となっていく。徐々に姿をあらわす影の正体。それは――。

監督:湯山邦彦
キャスト:松本梨香 大谷育江 牧口真幸 梶裕貴 伊瀬茉莉也 篠原信一
【公式サイト】(外部サイト) 全国東宝系にて上映中
(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pok?mon(C)2015 ピカチュウプロジェクト

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