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上半期TV出演本数で急浮上 ハライチ・澤部佑の“イジリ倒され芸”
大先輩たちのどんなボケにもアドリブでボケ返す! 『いいとも』出演で才能開花
そんな澤部の実力がいかんなく発揮されたのが、2013年8月4日放送の生番組『深夜に復活!! フジテレビ大反省会』だ。明石家さんま、小堺一機、今田耕司、爆笑問題の太田光、キャイ〜ンなど、並みいる大先輩たちにイジラれた澤部は、次々と振られたネタを憶することなく、見事にボケ倒していく。雰囲気にのまれたのか、本領を発揮できずにいた山崎弘也やピース・綾部祐二らに比べ、澤部の健闘ぶりはネット上でも称賛され、後日、オードリー・若林正恭は自身のラジオ番組で、澤部の胆の据わり方を大絶賛している。
ベテラン勢や番組制作側も安心してイジれる汎用性の高さ
そして、忘れてならないのが、澤部の人となりだ。決してイケメンではなく、インテリでもない。坊主頭で小太りのルックスは、むしろ嫌味がなく愛嬌があり、大きくハリのある声で、元気よくオーバーアクション気味にボケ倒す一生懸命さは、誰しもが認めるところ。ましてや、かつては“童貞”をウリにしていただけに女性関係からも遠く、すでに社長令嬢と結婚した一児のパパともなれば、女性陣からの好感度もアップする。今、これほど安心してイジれる、使いやすい芸人もなかなかいないのではないだろうか。
ハライチを結成して今年で10年目。相方・岩井のムチャ振りのみならず、多くの先輩タレントたちによっても鍛え上げられてきた澤部の実力は、『あさチャン!』(テレビ朝日系)や『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(同系)など、多くの情報番組やバラエティでレギュラーを持ち、『ガリレオ』(フジテレビ系)で刑事役を演じたほか、現在も『ちゃんぽん食べたか』(NHK)に出演するなど、俳優としても活躍している。今後も、様々なジャンルにピンとして挑戦しながらも、ハライチの新感覚派“リアクション大王”として、息の長い芸人であり続けていくだろう。
(文:五目舎)
2015上半期テレビ番組出演(延べ)本数ランキング
国分太一(TOKIO)
- 【出演番組数】349本
1
設楽統(バナナマン)
- 【出演番組数】310本
2
有吉弘行
- 【出演番組数】261本
3
加藤浩次
- 【出演番組数】254本
4
坂上忍
- 【出演番組数】242本
5
澤部佑(ハライチ)
- 【出演番組数】236本
6
後藤輝基(フットボールアワー)
- 【出演番組数】235本
7
博多大吉(博多華丸・大吉)
- 【出演番組数】227本
8
小島瑠璃子
- 【出演番組数】226本
9
若林正恭(オードリー)
- 【出演番組数】225本
10
春日俊彰(オードリー)
- 【出演番組数】220本
11
羽鳥慎一
- 【出演番組数】216本
12
大久保佳代子(オアシズ)
- 【出演番組数】209本
13
上田晋也(くりぃむしちゅー)
- 【出演番組数】207本
14
山里亮太(南海キャンディーズ)
- 【出演番組数】207本
14
夏目三久
- 【出演番組数】203本
16
ビビる大木
- 【出演番組数】203本
16
田中裕二(爆笑問題)
- 【出演番組数】202本
18
千原ジュニア(千原兄弟)
- 【出演番組数】195本
19
タカ(タカアンドトシ)
- 【出演番組数】192本
20
トシ(タカアンドトシ)
- 【出演番組数】192本
20
斉藤慎二(ジャングルポケット)
- 【出演番組数】192本
20
調査項目:タレント番組出演本数(出演番組の放送回数分をカウント)
調査期間:2015年1月1日〜6月30日
調査対象局:NHK総合/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区地上波オンエア分)
・グループ出演と個人出演の合算にて集計
・アナウンサーは対象外とする
・通販番組出演者は対象外とする(ニュース番組内でのコーナーとしての通販出演者は含む)
・再放送番組は対象外とする
・ナレーション出演は対象外とする?